ゲーム実況で広告収入を得るには?--収益化までの流れを紹介

AdSenseの審査が通過したら、YouTubeに動画をアップする。GoogleアカウントでYouTubeにログインすれば、自分がアップロードした動画が確認できる。ログインしたあと、右上のアイコンをクリックして、ポップアップを表示させたのち、その中のクリエイターツールをクリックする
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AdSenseの審査が通過したら、YouTubeに動画をアップする。GoogleアカウントでYouTubeにログインすれば、自分がアップロードした動画が確認できる。ログインしたあと、右上のアイコンをクリックして、ポップアップを表示させたのち、その中のクリエイターツールをクリックする

 第1回から時間が経ってしまい申し訳ございません。すでに忘れている人もいらっしゃると思いますので、こちらを見ていただけると幸いです。――ということで、今回はゲーム実況でお金を稼ぐ方法の大本命、広告収入を得る方法を解説する。

 ゲーム実況を配信するには、動画配信サイトに登録し、アップロードするだけ。もちろん動画の撮影には手順があり、簡単にはできないのだが、それはまた別の回で解説する。

ゲーム実況でもっともハードルが低い動画投稿サイトとは?

 まずゲーム実況動画を配信するために、動画投稿サイトに登録する。数ある動画配信サイトの中からオススメなのが、YouTubeだ。視聴者数の多さ、知名度、動画のリンクの作りやすさなどさまざまな理由があるが、この記事の大テーマである“お金を稼ぐ”ことに関して、もっともハードルが低いからだ。

 ゲーム実況は、YouTubeよりもニコニコ動画のイメージが強いが、広告収入を得るまでのハードルがかなり高い。その1つが「クリエイター奨励プログラム」に参加しなくてはならないことだ。

 クリエイター奨励プログラムの登録資格の中に、「プレミアム会員に登録している」(※2014年9月25日のクリエイター奨励プログラム参加規約改訂から、一般会員の方でも所定の本人確認手続きを完了させることで登録が可能になっている )という項目がある。プレミアム会員は月額税込540円かかるので、広告収入を得ることだけを目的とするなら、相当人気コンテンツを作らない限り、赤字になることは間違いない。

 もちろんプレミアム会員はクリエイター奨励プログラムの登録資格以外に、専用回線による動画読み込み速度の高速化、低画質モードの回避、動画視聴中に動画上部の小枠に割り込んで動画を流すニコニコ割り込み」(ニコ割)時に動画を停止しないなど、多くの利点がある。その利点を得るだけでも月額料金を支払う価値があると思えるのであれば、ニコニコ動画を選ぶことに問題はない。

動画投稿は簡単、視聴がそのまま入金に

 YouTube自体の登録や投稿は至って簡単で、FacebookなどのSNSと同じ感覚で動画を投稿できる。お金を稼ぐにはYouTubeと「AdSense」契約を交わすだけ。もちろん審査があるのだが、著作権違反を繰り返していたり、規約に違反する行為を頻発したりしていなければ、審査が通るのは難しくない。すでにブログなどでAdSense契約をしているのであれば、審査期間も短くすぐに契約が締結される。

 その後、投稿した動画に広告を表示させるかのチェックを入れるだけだ。実際に動画を再生し、これまで出なかった広告が表示されるようになったら成功だ。

 あとは、配信動画をたくさん作ってアップロードしていくだけ。できるだけ宣伝して視聴者を増やしておきたいところだが、放っておいていつの間にか稼いでいる方が、大きく稼ぐことはできないが、はるかに楽だ。

 ブログのアフィリエイトに近い感覚だが、視聴してくれさえすれば入金されるため、アフィリエイトよりも魅力的だ。アフィリエイトは、クリック数で稼げるものもあるが、ほとんどは購入まで至らないとお金が入ってこない。その分支払われる額は多いが、成功報酬のためなかなか支払われないのが現実だ。

 その点動画は、広告の商品を購入したり、該当のサイトにアクセスしたりしなくても、動画を再生し、広告を観てもらうだけで収入となる。過去の動画だろうが、最新動画だろうが観てもらえば収入になるので、たとえ動画配信をやめたとしても、動画を削除しない限り、残り続ける。まさに不労収入となるわけだ。


 YouTubeにおける収益化までの流れは写真で紹介する。

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