山口 優
2008/02/22 16:57
著作権保護のため、動画データなどを1世代だけコピーできる仕組みのこと。ワンセグを含む地上デジタル放送は基本的にコピーワンスで運用されており、放送番組は1回だけしかコピーできない。ちなみに、この「コピー」には、放送番組を受信器に録画する行為も含まれている。そのため、録画したデータを別の機器にコピーすることはできない。ただし、データを録画した端末から消去して別の機器に移動する「ムーブ」は可能(ただし、端末側の対応状況にもよる)。
EPG画面のイメージ。機器によって表示デザインは異なる
ワンセグ放送にはEPG(電子番組表)情報が含まれており、テレビ番組表を表示することができる。ただし、視聴中のテレビ局のEPG情報しか送られないため、他局の番組表を表示させるにはチャンネルを切り替えてその局のEPGを取得する必要がある。表示できる番組情報は放送局によってまちまち。なお、受信端末によっては、番組表と連動した予約録画に対応しているものもある。また、インターネット経由で電子番組表を取得し、ワンセグ視聴や録画と連動できる端末もある。
ワンセグでは、放送局が用意したデータ放送を楽しむことができる。たとえば、ドラマのあらすじや登場人物紹介などを表示させ、ドラマに対する理解を深めることが可能。スポーツ番組では、選手の成績やランキングなどの各種情報をリアルタイムで確認できることが多いので、試合経過が気になったら表示させてみるといい。また、番組によっては、視聴するたびにポイントが貯まってプレゼントが当たるというものも。データ放送でしか入手できないお得情報が埋もれている可能性もあるので、積極的に利用してみよう。
字幕放送画面
ワンセグを含む地上デジタル放送では、映画に限らずさまざまな番組で字幕放送を行っている。もともとは聴覚障害者を対象にしたサービスのため、テロップなどとは異なり番組内で話している内容すべてを字幕にしている。そのため、音声が聴き取りづらくても番組内容をしっかり把握できるのが便利。電車内などで視聴する場合や、オーディオプレイヤーで音楽を聴きながら番組内容をチェックしたい場合、音を出すのがはばかられるような場所で使用する際などに役に立つ。
海外でも日本のワンセグに相当する携帯機器向けの地上デジタル放送は存在する。現在のところ、ほとんどの地域は試験放送段階だが、イタリアやアメリカの主要都市などではすでに一般向けサービスが開始されている。ただし、放送規格が日本と異なるため、日本のワンセグ機器を持ち込んでも現地の番組を視聴できない。ちなみに、欧米で主流になっているのはDVB-Hという方式で、日本のワンセグよりも情報量が多く、チャンネル数も多いのが特徴。
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