以前から利用していたiPod Photo 40GBのハードディスクの調子が若干悪くなり、起動時にディスククラッシュを起こす、音楽を選択した際に停止する、再生中に停止するなどといった現象が頻繁に発生するようになったため、平成20年2月上旬に買い替えました。
ちなみに、iPod Photo 40GBのレビューはこちらにあります。
http://japan.zdnet.com/review/products/player/apple-ipod-photo-m9585ll-m9586ll/members/32454.htm
まずはデザインからです。
iPodの特徴といえる丸と四角だけで表すことができるシンプルで高級感のあるデザインは健在です。
ですが、表面素材に従来から用いられてきたポリカーボネートではなく酸化皮膜処理が施されたアルミニウムが採用されました。そのため、若干の小傷が付いても然程目立たなくなりました。
次にデザインに関連する項目として大きさですが、以前に利用していたiPod Photo 40GBと比較すると約半分もの厚さになってしまいました、そのため、胸のポケットに携帯電話と一緒に放り込んでいてもそれほど気になりません。ですが、それでも40GBの2倍である80GB、非常に驚きを隠せません。
デザインの次はコストパフォーマンスです。
おそらく現状ではこの手の機種として最強のコストパフォーマンスを誇ることでしょう。
さすがにパソコン用の外部ポータブルハードディスクと比較すると劣る(320GBの製品が29,800円)でしょうけども、これ単体で音楽や動画が再生できるということを考えると最強といえます。
使用感に関しては従来型のiPodを所有されている方ならほぼ誰でも扱えることと考えられます。初めての方でもおそらく問題は無いでしょう。
回らないホイールをぐるぐる回すことによりスクロールしたり、音量を変えたり、音楽や動画再生中に所定の位置へ移動したりといった動作は健在です。
そのため、同梱されている説明書類も非常に簡素なものとなっており、「音楽を転送するにはどのようにするか」、「音楽を再生するためにはどのようにするか」、「充電するためにはどのようにするか」、「保証の条件や利用許諾」程度しか記述されていません。
よって、おそらく大抵の方が数十分もあれば使い方をマスターすることができるでしょう。現実に、私が以前に利用していたiPodを父親に譲り渡しましたが、その父親も結構使いこなしていますから。
ですが、従来型と比較してUIは相当変化しました。フォントにアンチエイリアッシングが行われたヒラギノ角ゴシックが採用されました。
その影響からか、楽曲名に"→"(桜 → 入学式)を用いたり、丸付き数字を用いたり(例: 第(2)成長記)すると文字化けし、その部分が表示されません。ちなみにiPod Photo 40GBでは問題なく表示されていました。
そして、通常のアーティスト名毎の選択や再生画面では文字化けはしませんが、CoverFlow表示になると文字化けするものとして"℃"(例: ℃-ute)があります。ちなみにハートは表示できました(例: 恋する♥エンジェル♥ハート)。
ここでも少し触れましたが、次にCover Flow表示について触れてみます。CoverFlow表示とはiTunesに搭載されているそれとまさに同じ物でアートワークレベルで楽曲を選択するものと考えていただければ結構です。以前のファームウェアではそれに入るまで比較的時間がかかり悪評も高かったようですが、現在私が利用している環境(ファームウェアバージョン 1.1.1,HFSフォーマット)ではアートワークのキャッシュに時間がかかりますが、それほどストレスは感じません。
電池の持ち時間に関しては1日2から4時間程度の使用では一週間程度充電せずに余裕で使えます。
次に音質についてですが、現在AAC 256Kbpsと128Kbps(iTMSで購入した楽曲)、MP3 192Kbps(以前にエンコードした楽曲)で収録しておりますが、iPodシリーズにおける中域の充実感には変化はありませんが、国産の携帯プレーヤーの音質の傾向に若干ながら近い物も感じます。そして、無音時のノイズが減少したように感じられます。
以前に第五世代品の試聴を行ったことがありますが音の不自然さを感じました、ですがこのiPod classicではこのような不自然さを感じることはありません。
最後になりましたが、動画再生機能について触れておきます。
現在テレビ番組やDVDからリッピングした音楽ビデオ、アニメを入れておりますが、比較的優れたユーザインタフェースのおかげからか非常に快適に鑑賞できます。
ですが、画面が小さいため、じっくりと楽しむといった用途にはあまり向かないと思われます。
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