前モデルもそこそこ気に入っておりましたので、モデルチェンジされた本機も発表当初から気になってはいましたがさすがにLOOXUの後にこれは無理だなと思っていたところ、たまたまminiPC好きの友人から自分には合わないと言うことで安く手に入れることが出来ましたので早速使用しての感想を報告いたします。
こういう友人がいて良かった〜"\(^_^\)v"
機種はSH6WP10A(VISTA HomePremium600MHz,RAM1GB,HDD100GB,OFFICE無し)巷で話題になっている裏技の2GBメモリー搭載です 。
(もちろんメーカーサポート外です)
総評
旧モデルSA1Fのデメリット部分を全て改善しプラスアルファの機能を追加したにも関わらず値段自体も殆ど据え置き状態と、メーカー側の努力がはっきり表れているSH6。小さな粗はまだありますが操作性も格段に良くなってトータル的には非常に良く仕上がっているマシンと言えます。
質感仕上げなど
細かい粗を探すと限がないですが前モデルのSA1Fの荒削りでゴツゴツしたイメージから角が丸くなって周りの処理もゴム製のサイドステッチが入っていて全体的に見ても明らかに質感はアップしています。
大きさ重量について
前モデルのSA1Fより大きさ重量ともにほんの少し大きくなっていますが許せる範囲内ですし逆にキーボードに余裕ができた分使い勝手が良くなっています。
液晶について
最大の改良点である解像度が増えたおかげでやっとストレスの無い快適な視認性が得られました。前モデルSA1Fシリーズの800×480から1024×600に拡大されとても見やすく輝度も十分で写り込みも少ないです。擬似モード(Fn+Esc)でも逆に800X600が選べ、横長表示で多少ニジミは感じられますが表示自体大きいので見づらくはありません。おじさんの目にも優しいです。
操作性
まずは誰もが気になるキーボードですがあの酷すぎる前モデルSA1Fシリーズのキーボードからは想像も出来ないほど素晴らしいキーボードに改善されています。このサイズのPCとしては非常に打ちやすい部類で、キー配列もほぼ標準的で一部SH6特有の機能を割り当てた物意外はFnキーの出番は激減です。一言にキーボードの操作性については上を見たら限がないですがやっと公人舎が言っていた『キーボードに拘った・・ ・』の言葉に相応しいレベルに到達した感じです。それから前回SA1Fのレビューでも書きましたが電源スイッチが非常に扱いやすく改善されたのも小生にとっては非常に嬉しい所です。
タッチパッドも前モデルより少し広くなって?操作性も良好です。ただ液晶左側のトラックポイントは個体差なのか?少し硬い感じで使いにくくなっています。そのかわり十字キーやランチャーボタン等が新たに追加されて使い勝手を良くしているので好感が持てます。タッチパネルに関してはVISTAの恩恵もあり非常に使いやすくなりました。スタイラス(リナザウっぽい)も前モデルは付属ケースポケットに収納されていましたが本体画面右上部に内蔵できるようになりわざわざペンを取り出す事からも開放されました。 ワンセグやWebカメラはソフト起動に若干時間がかかりますがちょっとした時間に楽しめるので非常に便利です。 動画ファイル再生に関しては、600MHz駆動である事を考えれば非常にスムーズに再生されています。 VGAのWMV再生、WXGAクラスのAVIが問題なく見れるのはIntelのCPUが凄いのか、とにかく素晴らしいの一言です。
動作に関して
小生もVISTA自体初めてなので設定をうまく煮詰め切れてないせいもあるのかOS単体の第一印象はこの機種には荷が重すぎという感じです。VISTAは使い込む毎に早くなって行くなどと言われていますがはたして本当にそうなのかな?と言う感じです。特に完全にHDDが黙るまでの起動時間が約5分位かかります。VISTAはスリープや休止状態がデフォルトらしいので普段使う分にはいちいち再起動やシャットダウンは使わない方がいいですが再起動が必要なハードを認識させたりプログラム更新やインストールした時また動作不安定の為再起動が必要な場面では5分近く待たされます。休止状態から復帰にはこれ程ではないですがそれでも1〜2分と言ったところです。それと小生の使用しているアプリケーションの中でも互換性がなくインストール出来ないソフトも結構ありました。また管理者権限にも関わらず設定を変更やデータの移動などの時にいちいちセキュリティー上なのかアラートが出てくるので煩いです。(設定で変えられる かもしれない?)小生もある程度視覚効果などを切り軽量化して使っていますが動作的にはワンテンポ、待たされます。特にXPと比べてしまうとモッサリ感は否めません。VISTAからWindowsXPへ載せ換えるのも一つの選択肢なのですが多少周辺機器が不安定になるのと、ある程度スキルのある方でないとお勧めできません。あまり自信のない方やタブレット機能 が必要でない方は廉価版のSH6KB04Aにメモリーを1GB以上載せてVISTAHome Basicを軽量化した方がPremiumよりは動作が早くて良いのではないでしょうか?
発熱性と騒音について
使用環境は無線LANをオンにしてウィルススキャンや大容量のファイルをコピーした状態でタッチパッド周辺や特に右側アームレスト付近は表面も裏側もそれなりに熱くなります。またファンの排気温度も結構熱いので廃熱処理はされているみたいです。(マウス使用時には熱気が当たります)キーボード上の温度は熱くはないです。タイピング時のアームレスト上の温度は手が置けなくなるほどの熱さではないのとアームレスの面積自体大きくないので置いている手の大部分は机にはみ出ますから、その分大丈夫だと思います。因みに話は脱線しますが上記の使用条件でThinkpadX60のアームレストはこんな物ではありません拷問に近い熱さになりますから・・・・・・(>_<) SH6の温度なら全然余裕です。
前モデルのSA1Fの時はメモリーカバーがすごく熱くなりましたがSH6からタブレットタイプを意識してかメモリーのふたにフェルト製の布が貼られておりその部分はそんなに熱くは感じないです。ただ右側のアームレスト周辺はタブレット形式で持つと丁度その辺に持つ手が来る形だと夏場の長時間使用は多少シンドイかもしれません。また話しが脱線しますがOQOだと特に標準バッテリー搭載時など短時間で本体全体が熱くなりこれからの夏場など手で持ち続けるのがイヤになるほど熱くなります。
騒音については感じ方に個人差があり表現し難いですが、このSH6に騒音対策としてサイレントモードと通常モードというのがあり通常モードでは電源起動からずっとファンは回りっぱなしですが小生的にはこの通常モードでも十分静かだと思います。しかしファンレスが当たり前の方にとってはSH6の場合当然ファンが回ってますのでファン音は聞こえますが、小生が今まで使ったUMPCの中では明らかに一番静かなレベルです。
サイレントモードにするとファンの回転数が落ちて更に静かになります。負荷が軽い状態ではファン停止するみたいですが小生の使い方ではファン停止は確認しておりません。
拡張性について
前モデル同様CFカードスロット(TypeT/TypeUに対応! )とSDカード等のマルチカードリーダーに加えUSB2箇所。有線LANポート、外部ディスプレー端子と変わらないですが前モデルではSDカードスロットに挿したときに半分近く突き出たのがこのSH6になってからは8割がた収まるようになりました。それに対し今度はCFカードが少し飛び出る様になりましたので通信カード等を使う場合はプラス1割程度出っ張ります。
ACアダプタについて
大きさは前モデルのSA1Fと変わらないです。そんなに大きくもなく発熱自体AC運用時は少ないですがバッテリーが空の状態から充電になると多少熱は持ちます。それにSA1F同様バッテリーの充電時にコイルが共振する見たいでアダプタ自体泣きます。
バッテリーの持続性と無線LAN&Bluetooth
標準バッテリーの持続時間は無線LAN接続の液晶輝度最高の電源プランを高パフォーマンス設定で2時間稼動後に充電警告が出て残りの時間10分で残量が11%です。たぶんバッテリー優先で使用すればカタログ値に近い値ではあると思いますが長時間の稼動が必要な場合は大容量バッテリーは必須です。
それと無線LANはあまり感度は良くないみたいですが当方のマシンでは比較的安定して接続出来ていおります。ただ接続時アプリケーションによってかは不明ですがスピーカーにノイズが乗るようです。Bluetoothに関してはEMONEにDUNで使用しておりますがとりあえず問題なく使えてます。
番外編
3D処理能力に関しては最近小生がハマッテるセカンドライフをインストールしての確認です。ネット環境はEMONEをUSBモデム接続してプレーしてみましたが結果は光の動きやオブジェクト等また看板の文字が見えて来るまでのレンダリング時間が待たされます。プレー出来なくは無いですが、さすがにこのスペック(600MHz駆動)ですからちょっと辛い感じはします。LAN接続だと多少改善されるかもしれません。動くだけでもましですね。
最後に
小生が所持しているOQO,LOOX U,そしてこのSH6とこの3つを比較するとOQOは持っている事に満足出来るガジェットで非常持ち出し用としては良いかも知れませんが実用性はと言うと気が引けて無骨には扱えないし発熱・騒音等考えると小生的にはハッキリ言って疑問です。
(実用しているOQOファンの方ごめんなさいm(_ _)m )
LOOX Uはそこそこ処理スピードがあって常にカバンに入れて持ち歩けサッと出してメール確認やブラウジングに使うことが出来るので小生的にはリナザウに近い存在です。
そしてこのSH6はテキストベースですが仕事でも唯一持ち出し用として十分使えるマシンと言えます。前モデルのSA1Fシリーズと比べるとキーボードの改善、画面の見やすさ・使いやすさ、AMDGeode -LX800に比べ処理速度の点で大変優れています。 ただ残念なのが性能に見合わないOSを積んでしまった宿命であり非力であるがゆえに、制約はありますがサブマシンとしてはオンオフ問わず十分実用性と楽しめるマシンと言えます。
参考になった(参考になったらクリック!)



HANDYCAM HDR-SR12
ソニー
HANDYCAM HDR-SR11
ソニー
Everio GZ-MG330
ビクター
全国の有力家電量販店販売実績集計より
コメントする