Intel Macが登場しましたが、RosettaでMicrosoft Officeを動作させるとごくたまに落下することがあり、またIntel対応ソフトウェアがまだそれほど出回っていると言えるような状態とはとても言えず、Intel製CPUに搭載されている浮動小数点演算高速化命令、SSE、SSE2、SSE3にソフトウェアが最適化されるまでしばらく時間がかかると判断されるため。そして、私の予算との折り合いでこのPowerBook G4 867/12"(M9092J/A)を選択しました。
もちろん、現時点でPowerPC搭載Macintoshは販売されていないため、勿論中古品での入手です。
値段は84,800円、中古とは言えども新品の安いノートマシンが買えます。
レポートを書くという用途であれば別に安いA4ノートマシンでも問題はありませんが、やはり学校へ持っていってレポートを書く、DVDを鑑賞する、音楽を再生する、Webを閲覧するという用途であればある程度小さいほうが良いです。
ですが、新品の安物ノートマシンに無線LANやBluetooth(対応機器は持っていないが)が標準搭載されているなどということはほぼありません。となると新品のノートマシンが買える価格で中古品を購入したことに関して後悔することは全くありません。
性能に関しては今でも十分使えます、というより十分過ぎるほど使えます。クロック周波数の割に高速に動作します。
現に、PowerPC G4はPentium 4のほぼ2倍、もしくはそれ以上の性能だそうです。
http://www.musin.co.jp/Computer/PowerPC.html
<引用ここから>
Mandelbrot330によるベンチマークでは、Pentium4( Northwood ) 3GHzの性能はPowerPC G4 1.5GHzの同等の性能と低いのである。最新のCore Duo(Yonah/T2300, T2400, T2500)ではかなり改善され、やっとPowerPC G4なみとなったのである。
引用ここまで>
動画や音声のエンコードなど、浮動小数点演算を多用する処理をさせてみると、クロック周波数の割に極めて高速なのが良くわかります。
Mac OS X 10.4の動作も全く問題はありません。ビデオカードにある程度余裕が出来、Quartz Extreme対応となり、実用的な速度で動作します。
ビデオカードの話が出たので一応記述しておきます。
この機種に搭載されているビデオカードはnVidia GeForce4 MXと表示されています。以前からデスクトップマシン(XPERT98、RADEON 9200SE、PowerMacintosh 7300/180、VAIO MX)やiBook(Dual USB)でATIの発色に慣れ親しんでいる身ではその発色に関して一部慣れない点(色が強いなど)がありますが、慣れれば問題のないレベルです。とは言ってもnVidia製ビデオカードに関してはこれが初めてですが。
次にDVDプレーヤーでインタレース解除が可能になった点も非常に喜ばしいことです。
以前使用していたiBook(Dual USB)ではインタレースの解除が出来なかったがために動きの速い場面で破綻していましたが、これで安心してライヴ盤や動きの速い場面が多いソースの鑑賞が可能となります。
また、Exposeをしても縮小されたウインドウの中でDVDや動画が普通に再生されているのにも驚きです。
次に音声出力に関してですが、内蔵スピーカーは左右チャンネル+中低域強調用となっており、この中低域強調用スピーカーにより一部楽曲を再生させると不自然さが表われます。
ヘッドホンへの出力に関しては非常に良質です。雑音が乗ることも無く、音質面でも特に不自然なこともありません。おそらく下手な携帯プレーヤーよりまともでしょう。ですが、このPowerBook G4を携帯プレーヤーとして使用するには非常に困難を極めますが。
購入の決め手のなったAppleが頑にこだわり続けるフルキーボード、さすがに当時20万円以上しただけあって配列がまともでかつある程度のキーストロークを維持しており、非常に快適に打鍵出来ます。
以前使用していたiBookは上に止め具や磁石が付いており、それが影響してか非常に安っぽい打鍵感となっていました。
さすがにこのフルキーボードを維持するためにある程度筐体が大きいのは仕方が無いですが、それは許容範囲内でしょう。
重量に関してはiBookと比較しても持ち上げてみると「中に何が入っているのか?」と思う位に軽いです。
一見高級感があり重そうに見えるのですが、持ち上げてみると全くの見当違いです。
さすがに低消費電力のPowerPCとは言えども800MHzを超えてくると非常に発熱量が大きくなるのでしょう、ほぼ常時ファンが回転しています。また、布団の上や膝の上で使用が難しいです。それが残念な点と言えます。
以前使用していたiBookと比較してとてつもなく高速となったのでその代償でしょう。
最後に、PowerBookの特徴とも言えるアルミニウム-マグネシウム合金のボデー、非常に高級感があり、かっこいいのですが、落として潰れたという事例を頻繁に聞きます。
そのもろいボデーが非常に残念な点と言えるでしょう。
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aibondaisuki 2006/08/19 13:42
肝心なことを忘れていました。 電池駆動時間に関しては公称5時間程度ですが、実際には液晶の輝度を落とし、Web閲覧やワープロなど軽負荷な処理を行ったところ3.5-4時間程度、DVD再生を行なうと2-3時間程度です。 通常使用であればこれくらいで十分というところでしょう。


aibondaisuki 2007/02/04 2:26
この機種特有の弱点として、アルミニウム-マグネシウム合金のボデー、液晶(ノートマシン全般の弱点と言える)と並んでやはり内部の駆動機構を接続するケーブルが構造上の問題により断線を起こしやすいという点が挙げられます。 おそらく、このフレキシブルケーブルの故障によるメーカーの修理対応に関しては修理費5万円は覚悟しておかなければならないでしょう。さらに、自分で修理するにしても、この機種総合に部品がそれほど出回っていないため、修理に関しては非常に面倒です。