デザイン:
Naoto Fukasawa Design社のデザイン。外観的には液晶周囲の額縁が細いRDT195Sの下部にスピーカとアンプを内蔵したサウンドバーを付加した機能的なもの。背面のケーブル処理もうまくまとめられています。デザインがそこにあることを感じさせます。
コストパフォーマンス:
机の上でPCでの作業をしながら、テレビのチェックをすることを目的とした場合、表示されるテロップの文字の視認性からサイズとしてテレビは6〜8インチ程度が欲しいと思います。このようなサイズは13〜15インチの売れ筋の液晶TV(4万円位から)のように販売量がでないために価格的に逆転しています。PC用の単機能の19インチの液晶ディスプレイと液晶TVを購入することを考えれば、明らかに本機が出費を節約できます。また、スペース効率が高いことから設置面積を費用に換算すればコストパフォーマンスは更に高いものとなります。
使いやすさ:
それまでPCにTVチューナユニットを付加してPCの処理内容を気にしながらテレビを見ましたが、本機にしてPCに対するテレビの負荷を気にする必要がなくなりました。また、PCをONにしなくても机の上でTVが見られ、使い勝手が向上しました。ディスプレイ部の高さや傾きなどは調整しやすくいもので、E-STICKによる各種の調整も慣れれば使いやすいものです。リモコンの使い勝手は一般のテレビ用のリモコン並で、十分といえば十分なのですが、他の面がよいため、もうひと頑張りして欲しいという気持ちになってしまいました。
画質:
PCモニターとしての画質ですが、本機の光沢のあるグレアパネルは高いコントラストもあって黒がよく再現され、それまで使っていたCRTディスプレイからの置き換えにも違和感がありません。
テレビの画質ですが、少し前置きの解説をします。テレビを見られ、PCのモニタにもなるというこの分野の製品は、現行の地上波アナログ放送に最適化した液晶TV(解像度640x480)にPC入力を可能にした系列と、PCにTVチューナを内蔵した系列の2つの流れがあります。地上波アナログ放送の解像度は諸説ありますが、水平方向400本程度、垂直方向300本程度といわれます。これを640×480の液晶に表示するのは補完の技術で画素を埋めることになります。1280×1024という画素数の本機でテレビをフルスクリーンで見る場合、補完しなければならない画素の量が増え、全体的に甘い画面となります。640×480の液晶テレビと比較する場合、本機の640×480の子画面(ほぼ9インチ相当)で比較すべきもので、上記を前提に考えれば満足のいく画質と考えます。そしてPCの作業をしながらのテレビのチェック用として私のお奨めは子画面サイズ480×360です。
なお、PCでのDVD再生(MPEG2のMP@MLフォーマットで720*480の解像度)では十分、楽しめる画質を提供します。
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