デジカメの登録商標をもち、デジカメの世界生産数ではナンバーワンのサンヨー。そのサンヨーが自社ブランドで展開するデジカメに興味を持ったのが昨年の夏。グリップスタイルのDMX-C1とも悩むが価格が一万円ほど違ったのでこちらを選択。売りは地味だがなかなかよくまとまって使って楽しいカメラに仕上がっているのだ。
まず外観だがはレンズカバーを閉じたときはまあまあだが開けると写ルンですのようにも見えていまひとつ。外装は金属感がよく出ていて安っぽさは皆無だ。大きさでは最新機種に引けを取るが液晶も美しく見やすい。
次に使用感だがレンズバリアをすぐに開けると即座に起動し、画像の保存速度も速く軽快に使える。MMCを使うと遅くなるがSDなら標準速でも待たされる感覚はあまり無い。
それだけにピントが合うのが若干遅いのが残念。明るいところでは気にならないが多少薄暗くなっただけでかなりピント合わせに時間がかかる。(なお、後継機のDSC-E6ではデモ機を試した限りピント合わせがかなり速くなっている。この辺りはサンヨーも把握していたという事か。)またボタンの押し心地が悪くふにゃふにゃしたタッチは軽快感を損ねているのも気になる。もっとクリック感を出せない物か。また撮影設定がBASIC(初心者向け、シーンモード選択ができるが設定できない項目がある)とEXPERT(上級者向け、細かい設定が出来る)、と分けられているため、シーンモード利用時に設定できない項目が出てしまうのだ。特に画像の圧縮率やホワイトバランスが変えられないのはかなり痛い。個人的にはこのカメラの最大の弱点といえる。
そしてデジカメの肝といえばやはり画質である。画としてはシャープネスのきいたメリハリがある画が得られる。発色も自然でプリント画質も良好。画質設定は標準だと物足りなさを感じるので是非とも高画質モードにしておきたい。また一センチまで寄れるマクロモードやそれをサポートするアシストライト等細かい配慮も嬉しい。
ただオートホワイトバランスが今ひとつで青系によりがちなのが難。私は屋外で使用するときは常にホワイトバランスを曇りにしている。
あとはサンヨー製デジカメ全般の売りになっている動画機能にも触れねばなるまい。かつてサンヨーが草薙剛をイメージキャラクターに据えていた頃「デジカメ気分で動画を撮るのは楽しい」というCMを流していたが、宣伝に偽り無し。動画撮影の楽しさは筆舌に尽くしがたい。動画撮影はデジタルカメラにしかできない芸当であり、
デジテルならではの楽しさを追求するサンヨーがそこに行き当たるのも当然といえよう。画質も流石長年動画デジカメを研究してきたサンヨーだけあり他社のMotion JPEGを採用するデジカメの動画サンプルと比べてもキレが違う。
ただMotion JPEGを採用しているだけに撮影時間が短く1GBのSDカードを使用しても30フレームで11分というのは残念だ。出来れば通常のカメラスタイルのデジカメにもグリップタイプ同様MPEG4を採用して欲しいが。Motion JPEGとMPEG4両方に対応し、用途に応じて切り替えられるようになったらまさに理想的である。
その他細かい点では電池のもちが良い(公称値で250枚だが画面ONで一日使って無くなる感覚)、電池が新型でも共通なので入手性がよいと言ったところか。
総じて完成度が高く、サンヨーならではのデジタルの楽しさを詰め込んだ良作である。スナップカメラの一つの答えと呼んでも過言ではない。今では中古やオークションなどで安価で手にはいるし、またさらに熟成された新型E6を買い求めるのも一興だろう。
参考になった(参考になったらクリック!)



EOS Kiss X2(ダブルズームキット)
キヤノン
COOLPIX S520(ライトブロンズ) ニコン
EOS Kiss X2(レンズキット)
キヤノン
をクリックするとAmazon.co.jpの製品ページへリンクします。
Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。
LUMIX DMC-FX37
パナソニック
IXY DIGITAL 920 IS
キヤノン
EXILIMZOOM EX-Z100
カシオ計算機
全国の有力家電量販店販売実績集計より
コメントする