パフォーマンスの向上やセキュリティアップデートが行われた、Windows Vista Service Pack 1。この夏モデルは、PCメーカー各社からWindows Vista SP1を搭載したPCが相次いで発表されている。人気急上昇中の一体型PCや最新AVノートPCなどを紹介する。
| Qosmio F40/86FBL | dynabook TX「TX/66F」 | VALUESTAR N「VN770/MG」 |
| LaVie C 「LC950/MG」 | FMV-DESKPOWER F 「FMV-FA50」 | FMV-BIBLO NX「NX/A90D」 |
| type C | type L「VGC-LJ52DB/B」 | Ultra Mobile WILLCOM D4 |
Qosmio F40/86FBL
ハイエンドのAVノートPCである「Qosmio F40」は、15.4型ワイド液晶を搭載。490cd/平方メートルの高輝度、NTSC比約72%の色再現を実現したClear SuperView液晶で、光の映り込みや斜め位置からの見づらさも改善している。
地デジチューナーには小型で高感度の自社開発のものを採用。室内用アンテナも同梱しており、テレビをより手軽に視聴できるようになっている。
テレビの視聴では、インターネットなどを利用しながらテレビが見られる「ながら見モード」を搭載。画面サイズも自由に変更できる。テレビウィンドウには「気になるリンク」ボタンが設置され、視聴中にボタンを押すと、シーンごとに自動でキーワードを抽出、そのキーワードから素早く情報を検索できるようになっている。
番組録画では、延長情報を取得して自動で録画予約を変更する番組延長録画機能を搭載。外出先から録画予約ができる「メール録画予約」機能や、Qosmioユーザーなどの予約ランキングをジャンル別に表示するおすすめサービス、テレビを見ながら、今話題になっている言葉を一覧表示して検索できる「ほっとワードリンク」といった機能を搭載している。
また、操作性に配慮した「Qosmio AVコントローラ」をキーボード脇に設置。Windows Media Centerを使って録画番組を探す場合などに素早い操作を可能にした。リモコンも付属しており、テレビ番組の録画予約、確認、再生が簡単に操作できる。マウスでの操作に配慮した画面モードも搭載している。
200GBのHDDに、地デジのハイビジョン映像を約19時間保存できるほか、録画番組をDV―RAMにムーブして保存することも可能。今後開始されるダビング10にも対応予定だ。
内蔵のDVDドライブは「Labelflash」に対応。DVDディスクにタイトルなどを描画してオリジナルのディスクを簡単に作成できる。
dynabook TX「TX/66F」
特殊な成形技術で独特なデザインを実現したTXシリーズ。金型の中に転写フィルムを挟み込む「成形同時加飾転写工法」と呼ばれる手法で、ラウンドフォルムに繊細なグラデーションラインを描いたり、ハイグロスのつややかな質感を持たせながらもキズに強いボディに仕上げた。カラーリングもプレシャスブラック、リュックスホワイト、スウィートピンクの3色を用意。独特の雰囲気と優れたデザイン性を実現している。
液晶はNTSC比約72%の色再現を実現し、490cd/平方メートルの明るさを実現した15.4型ワイドWXGA TFT Clear SuperView液晶を搭載する。
HDMI出力端子を備え、PCの画面を大画面テレビに出力することが可能で、大画面でDVDの視聴が可能なほか、ネットテレビのGyaOなどをテレビに出力して視聴することも可能。テレビが東芝のレグザであれば、レグザのリモコンでPCを操作する「レグザリンク(HDMI連動)」に対応。電源オン/オフやDVDの再生などの操作をテレビのリモコンで行うことができる。
本体にはharman/kardonのステレオスピーカーを内蔵。さらに立体音響を実現するドルビーサラウンドに加え、高音質化技術「MaxxAudio」を投入し、さらに音質を向上させている。
光学式マウスが付属するほか、FeliCaポートやSD/メモリースティック/xDピクチャーカードリーダーを内蔵する。
VALUESTAR N「VN770/MG」
NECの「VALUSTAR N」は、液晶一体型のコンパクトでスタイリッシュなボディが特徴。設置時の奥行きは「VN770/MG」で180.1mm。キーボードがない分一般的なA4ノートPCよりもスペースとしては有利だ。しかも本体下のスペースにキーボードを納められるコンパクトな設計だ。
キーボードはワイヤレス方式。約3m離れた距離で利用できるので、机の上に本体、ひざの上にキーボードを置いて、リラックスした体勢で利用できる。もちろんマウスもワイヤレスだ。電源ケーブルを背面にすっきりまとめられるのもいい。
本体の重さは約4.3kgで、A4ノートPCよりも多少重いが、それでも片手で持ち歩けるレベル。持ち運びやすいバーもついており、自由に場所を移動させて気軽に利用できるのもメリットだ。
地上デジタル/アナログ対応テレビチューナーを内蔵しており、付属のリモコンで気軽にテレビを視聴できる。17型ワイドスーパーシャインビューEX2液晶を採用し、クリアで美しい映像を楽しめる。サブテレビとしても十分な大きさだ。
地デジ放送の録画も可能。解像度を変えずにビットレートを半分にし、ディスク容量を節約しながら録画できる「デジタル長時間モード」も備えている。保存できる最大容量は約192GBで、フル解像度の地デジ放送は約24時間、デジタル長時間モードでは約49時間の録画可能。映像と音声をオフにする「画面消灯ボタン」を備えており、深夜の予約録画時に便利。
また、ADAMS-EPGによる電子番組表、データ放送、字幕放送などにも対応する。今後始まる「ダビング10」にも対応予定だ。
本体背面にはCDケースや文房具などの小物を収納できる「ガジェットポケット」があるのも面白い点。机の上の整理もできて便利だ。
さらにPCの電源がオフでもプレイヤーに電源を供給できる「パワーオフUSB充電機能」も備えている。
LaVie C 「LC950/MG」
A4ノートPC「LaVie C」は、「LC950/MG」「LC900/MG」の2モデルで地デジ放送の視聴・録画に対応。液晶には、NTSC比約90%という色再現性を誇り、さらに色鮮やかな表示が可能な「スーパーシャインビューEX3液晶」を採用し、液晶サイズは15.4型ワイド。ハイビジョン映像をケーブル1本で大画面テレビに出力して楽しめるHDMI出力端子も備えるほか、「LC950/MG」はBlu-ray Discに対応しており、高いAV性能を実現している。
今後始まる「ダビング10」にも対応予定。デジタル長時間モードも備え、フル解像度の地デジ放送で最大約24時間、長時間モードで約49時間の番組録画可能。
液晶上部に、有効画素数約198万画素の高画質Webカメラを装備しているので、テレビ電話やビデオチャットが可能。カメラが顔を自動的に追尾するフェーストラッキング機能を備えており、テレビ電話中に顔が動いても常に画面の中央に顔を配置してくれる。顔にアクセサリを貼り付けてテレビ電話ができるビデオエフェクト機能もあり、楽しんで利用できるようになっている。
セキュリティ機能としてもWebカメラは利用され、カメラに写った顔でログオン認証を行う顔認証機能も備えた。
利用シーンが拡大しているおサイフケータイなどのデータを読み取ったりチャージなどができるFeliCaポートも装備。ネットショッピングの支払などにも利用でき、クレジットカード番号を入力しなくてすんで安全性が向上する。携帯電話で購入した動画を、FeliCaポートを経由してPC上で再生する、といったことも可能だ。
デザインにもこだわっており、ボタン周りにはミッドナイトブルーのカラーに大理石調のデザインを採用。ピアノの鍵盤をイメージしたボタンや電源ボタンのブルーカラーなど、高級感と高いデザイン性を実現している。
FMV-DESKPOWER F 「FMV-FA50」
シンプルで飽きの来ないデザインの「Fシリーズ」は、直径18cmの円形のフットプレートのスペースだけで収まる薄型のボディを採用。電源ケーブル1本だけで設置でき、重さも約5.5kgと十分に持ち歩けるレベルを実現している。
フットプレートはスピンカット加工されたステンレス製で質感も高く、スノーホワイトのボディは部屋のインテリアにも調和する。ボディ表面にはボタンがなく、電源のオン/オフやDVD取り出しなどは、液晶下に触れるだけで操作できるタッチセンサーを採用した。
キーボードやマウスはワイヤレスなので自由な位置で操作できる。また、キーボードは本体下部に収納できるので、使わない時もすっきりと片付けられる。IEEE802.11b/gの無線LAN対応なので、例えばキッチンやリビングなど家の中の好きな場所でも利用可能だ。
液晶は16型ワイド液晶で、側面にスロットイン式のスーパーマルチドライブを搭載。ささやき声程度の26.1dBという静音設計で、DVDでの映画鑑賞にも適している。
WEB MART限定モデルではピンクオパールの筐体も選択可能だ。
FMV-BIBLO NX「NX/A90D」
Blu-ray Discドライブ、地デジチューナーなどのハイスペックを詰め込んだフラッグシップノートPCのNXシリーズは、17型ワイドのスーパーファインDXII液晶を搭載。よりあざやかでシャープな映像を実現する「Visual Optimizer」や残像を抑える「LRTC」といった高画質化技術に加え、左右のサテライトスピーカーと底面のサブウーファーにより、立体的な音の広がりを実現する3Dスピーカーシステムを採用した。
地上アナログと地上デジタルの2つのテレビチューナーを内蔵。2番組同時録画もサポートしており、録画した番組をBlu-rayやDVDに保存することもできる。HDDは250GBで、地デジのハイビジョン映像を最大約26時間保存できる。
ノートPCでありながらテンキーを搭載しているので、数字入力が容易になっており、テレビ番組視聴時にはテンキーでチャンネル操作も可能。光学式マウスを標準添付するほか、指紋センサーを使って簡単にWebサイトのID/パスワード入力が行えるなど、使い勝手も工夫されている。
SD/メモリースティック/xDピクチャーカードスロットや広辞苑やリーダーズ英語辞典など14種類の電子辞書も内蔵。ハイビジョン映像を大画面テレビにケーブル1本で出力するHDMI出力端子も搭載している。
type C
光沢塗装を施したつやのある天板と華やかな色合いが特徴の「VAIO type C」は、本体の色に合わせたマウスやマウスパッド、キャリングケースもそろえられ、カラーコーディネートにも配慮されている。
内蔵ソフトの保存してある音楽を自動選曲して再生する「VAIO MusicBox」では、朝ならば元気でさわやかな気分になれる曲を再生する「おはようチャンネル」、ジャジーな曲などを再生する「ソファラウンジ」など、シーンや気分を選ぶだけで自動的にそれに適した楽曲を再生してくれる。
キーボード上部にはAVモードボタンを配置。電源オフの状態からDVDや音楽、写真の再生ソフトをダイレクトに起動することもできる。前面にも各種AVボタンを装備しており、液晶を閉じたままでも操作を行える。
液晶上部には約131万画素のWebカメラ「MOTION EYE」を搭載。ビデオチャットも可能なほか、付属の「Magic-i Visual Effects」を使うと、MOTION EYEで撮った画像にフレームを付けたり、アバター機能を使うなどといった特殊効果を楽しめる。
付属ソフトとしては「VAIO Movie Story」を内蔵。手軽にオリジナルムービーが作成できる。またFeliCaポートを搭載するほか、オプションのワンセグチューナーにも対応する。
type L「VGC-LJ52DB/B」
フォトフレームのような独特の美しいデザインの「VAIO type L」は、ボードPCと呼ばれる液晶ディスプレイに本体を内蔵したタイプ。液晶フレームは透明で液晶が浮いているような浮遊感があり、キーボードなどにヘアライン処理したアルミ素材を使うなど高級感も抜群。
type Lシリーズには、15.4型ワイドと19型ワイド、22型ワイドの3モデルが用意される。15.4型ワイドモデルは、本体とキーボードが一体化したデザインで、利用しない時はキーボードを液晶に向けて持ち上げてコンパクトに収納できる。
本体背面にはハンドルが設置され、本体も約5.3kgなので普通に持ち歩けるレベル。キーボード一体型なので持ち運びしやすく、しかもバッテリーパックを装着すれば約3時間の駆動が可能。完全にケーブルレスで利用できる。
液晶フレームにはタッチボタンがあり、キーボードを閉じた状態で音楽の操作が可能。ダイナミクスウーファーを内蔵して音質にもこだわったほか、キーボード収納状態の画面表示も工夫している。地デジチューナーも内蔵し、テレビ番組の視聴、録画も対応する。
さらにテレビ機能を強化しているのが19型・22型モデル。15.4型モデルと同じボードPCだが、キーボード分離式で、本体単体を壁掛けすることもでき、壁掛けテレビのように利用できる。キーボード・マウスはワイヤレスで、テレビを操作できるリモコンも付属する。
店頭モデルでは、コスミックブラックのみが地デジチューナーを搭載しているが、ソニースタイルでは5色カラーで展開し、カスタマイズによって好きな色のPCに地デジチューナーを搭載することが可能だ。
3モデルともWebカメラ「MOTION EYE」を内蔵し、ビデオチャットなどのコミュニケーションが行えるほか、保存した音楽の中から自動的に気分にあった曲を再生する「お任せチャンネル」機能搭載の「VAIO MusicBox」を内蔵。19型・22型モデルにはビデオ編集、画像編集ソフトも搭載している。
超小型のUMPC「WILLCOM D4」は、動画の視聴やインターネットアクセス、メール閲覧などに適した「Viewスタイル」、キーボードをスライドさせて立ったままでも文書を入力できる「Inputスタイル」、ノートPCのように使える「Deskスタイル」という3つのスタイルを切り替えられる3Wayデザインが特徴だ。
わずか470gの重さ、新書サイズ並みの大きさながら、Windows Vista SP1を搭載。インテルのモバイル向けプラットフォーム「Centrino Atomプロセッサー・テクノロジー」を採用し、超小型ながら快適なパフォーマンスを実現している。
小型ながらワンセグチューナーや有効198万画素AF付きCMOSカメラを内蔵。無線LAN(IEEE802.11b/g)やBluetooth、クレードル経由の有線LANに加えてウィルコムのPHSを内蔵しているため、いつでもどこでも単体でデータ通信ができるほか、付属のヘッドセットを利用することで電話の発着信も可能だ。
シャープによる高精細で美しい5型WSVGA液晶を搭載。液晶自体はタッチパネル対応で、液晶脇にはタッチパッドを搭載しており、立ったままでもスムーズに操作できるようになっている。
超小型サイズで気軽に持ち歩け、フルスペックのWindowsによってPCでできることはすべてできる懐の深さを持つのがWILLCOM D4だ。
3月に公開されたWindows Vistaの最新アップデートService Pack 1。SP1になって何が変わったのか。Windows XPと比べてパフォーマンスはどうなのか。Windows XPユーザーも、Vistaユーザーも知っておきたいSP1アップグレードのための基礎知識を解説する。
パフォーマンスの向上やセキュリティアップデートが行われた、Windows Vista Service Pack 1。この夏モデルは、PCメーカー各社からWindows Vista SP1を搭載したPCが相次いで発表されている。人気急上昇中の一体型PCや最新AVノートPCなどを紹介する。
マイクロソフトの新OS「Windows Vista」が登場してから1年が経過した。昨年1月末に一般販売が始まって以来、着実にユーザー数を増やしてきたWindows Vistaだが、企業ユーザーを中心に、まだ移行していないユーザーも多いはずだ。




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