最終更新時刻:2008年9月5日(金) 23時13分

特集トップページへ

Windows Vista SP1アップグレードのススメ

3月に公開されたWindows Vistaの最新アップデートService Pack 1。SP1になって何が変わったのか。Windows XPと比べてパフォーマンスはどうなのか。Windows XPユーザーも、Vistaユーザーも知っておきたいSP1アップグレードのための基礎知識を解説する。

各社からWindows Vista SP1 搭載PCが登場

 マイクロソフトの「Windows Vista」の最新アップデート「Service Pack 1」が3月から提供されているが、PCメーカー各社からこのWindows Vista SP1を搭載したPCが相次いで発表されている。

Windows Updateからもアップデートが可能なWindows Vista SP1
Windows Updateからもアップデートが可能なWindows Vista SP1

 Windows Vista SP1は、Windows Vistaのセキュリティアップデートなどを集めたものであり、パフォーマンスの向上なども図られているため、ユーザーにとっては是非ともインストールしておきたいもの。しかし、アップデート作業などを考えると、あらかじめプリインストールされたマシンの方が手軽だし、アップデート時の互換性の問題なども考慮しなくてすむため便利。

 とはいえ、すでにWindows Vistaを利用しているユーザーよりも、まだWindows XPなどの旧OSを利用しているユーザーが多いのが現状だろう。特にWindows XP搭載PCを長く使っているユーザーであれば、是非ともこれを機会に買い換えを検討してほしい。

パフォーマンスと安定性が向上

 最近のPCのスペック向上はめざましい。ここ1年間を見ただけでも、Windows Vista登場時はシングルコアCPUに512MBメモリが一般的だったのだが、Windows Vista SP1搭載PCではデュアルコアCPU、2GBメモリというスペックが普通になっている。

 これだけのスペックだと、PCでのいろいろな作業が軽快に動く。OfficeやInternet Explorerなどのアプリケーションを何個も起動できることも快適だが、特に恩恵を感じるのがデジタルメディアを扱う場合だ。

 昨今のデジタルカメラの高解像度化で1つの画像ファイルのサイズは増加する一方だが、そうした画像も素早く開き、快適に閲覧・編集できる。最近はフルHD対応のビデオカメラも普及し始めているが、こうした大容量の動画ファイルも気軽に扱えるようになるのだ。

 現在はすっかりテレビ内蔵のPCが一般化したが、これもPCのスペックが向上したことで、「テレビを見ながらPCで作業する」というながら作業がより快適にできるようになった、というのが大きい。しかも録画とテレビ視聴が同時にできたり、高解像度画像を編集する、といった作業にも十分耐えうるスペックだ。

 今年は、ちょうどオリンピック イヤーであり、テレビを見ながら作業をしたいという要望は大きいだろう。しかも今回は時差の少ない北京での開催のため、就業時間中に競技が行われることになる。仕事時間中に録画しておいて、帰宅後にじっくり見てもいいし、仕事を持ち帰って作業をしながら視聴してもいいだろう。

 同じようなことはWindows XP搭載PCでもできないことはない。しかし、Windows Vista SP1はWindows XPと比べて多くの点でパフォーマンスが向上している。マイクロソフトによれば、2005年のWindows XP搭載PCとWindows Vista SP1を比べたところ、スリープの移行・復帰では85〜95%、アプリケーション起動では80%、ファイル検索では99%、HDD間のコピーでは30〜35%、ファイル圧縮では25%、DVD-R書き込みでは30%と、いずれも大幅なパフォーマンス向上を実現していたという。

 パフォーマンスだけでなく、Windows Vistaでは安定性も向上。Windows XPに比べてOSとしての安定性が改善されているだけでなく、Windows Vista SP1でもさらにクラッシュやハングアップの原因の多くを解消しており、Windows Vista SP1はまさに「落ちにくい」OSなのだ。仮に1つのアプリケーションがクラッシュしても、ほかのアプリケーションを巻き込まないようにもなっており、より安心して使える。テレビを見ていていいところでOSが落ちたり、録画が失敗する、といったことが減っているわけだ。

最新の技術もサポート

 Windows Vista SP1搭載PCは、地上デジタルチューナーを搭載したモデルも充実している。もちろん、最新の技術へのサポートもされており、次世代のグラフィック技術やBlu-ray、ダビング10方式への対応など、より高画質な映像をPCで楽しめる環境が整ったとも言えよう。

 こうしたWindows Vistaの特徴によって、ユーザーはより快適に、より安心して、より便利にPCを使いこなすことができる。今や、PCの用途は仕事やWebサイトの閲覧、メールのやりとりだけではない。最近は動画配信を利用したり、音楽を聴いたり、テレビを見たり、さらにそれを録画したりと、生活の多くの部分で活用されている。

 しかも最近はPCをリビングにおいてテレビ代わりに使ったり、大画面テレビに接続して映像を見たりと、多くのシーンで使われるようになっている。Windows XPでも同じようなことはできたのだが、PCがスペックアップし、さらにそのスペックをフルに使いこなせるWindows Vista SP1との組み合わせによって、より実用的に、より快適になっているのだ。

 夏に向けて、北京オリンピックをはじめテレビ番組の録画、デジカメやビデオでの撮影が増える。録画した番組、撮影した写真や動画など、PCで快適に編集するためにPCを新調してはいかがだろう。

Vistaへの乗り換えの架け橋となるか--Windows Vista SP1登場 P3

最新パソコン2008年夏モデル SP1搭載セレクション

コンテンツ

Windows Vista SP1アップグレードのススメ

3月に公開されたWindows Vistaの最新アップデートService Pack 1。SP1になって何が変わったのか。Windows XPと比べてパフォーマンスはどうなのか。Windows XPユーザーも、Vistaユーザーも知っておきたいSP1アップグレードのための基礎知識を解説する。

最新パソコン2008年夏モデル SP1搭載セレクション

パフォーマンスの向上やセキュリティアップデートが行われた、Windows Vista Service Pack 1。この夏モデルは、PCメーカー各社からWindows Vista SP1を搭載したPCが相次いで発表されている。人気急上昇中の一体型PCや最新AVノートPCなどを紹介する。

Vistaへの乗り換えの架け橋となるか--Windows Vista SP1登場

マイクロソフトの新OS「Windows Vista」が登場してから1年が経過した。昨年1月末に一般販売が始まって以来、着実にユーザー数を増やしてきたWindows Vistaだが、企業ユーザーを中心に、まだ移行していないユーザーも多いはずだ。

製品カテゴリ

Close Up!

コラム

特集

2008年上半期のヒットモデルはこれだ!(デジカメ、PC、ケータイ編)
前回は2008年上半期のヒットモデルはこれだ!(AV編)をご紹介したが、今回はデジカメ、PC、ケータ...

2008年上半期のヒットモデルはこれだ!(オーディオ、ビジュアル編)
オリンピック商戦を含み、薄型テレビとデジタルレコーダーの需要増に期待のかかった2008年上半期。市場...

北京を見逃すな!--2008年夏、今買うべき「薄型テレビ」
北京を見逃すな!--2008年夏、今買うべき「薄型テレビ」
北京オリンピックを目前にして、薄型テレビは独自の機能を競う“個性派”の時代を迎えている。従来の高画質...

最新エディターズレビュー

[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」
[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」
加速度的に製品の認知度を普及させているBlu-rayレコーダー。その高画質、長時間録画という製品特性...
【もっと読む】

[レビュー]ネットワーク対応の高機能デジタルフォトフレーム--ソニー「Canvas Online CP1」
[レビュー]ネットワーク対応の高機能デジタルフォトフレーム--ソニー「Canvas Online CP1」
最近、各社からデジタル写真を気軽に見るための「デジタルフォトフレーム」が発売され、一つの製品ジャンル...
【もっと読む】

15時間の行列で手に入れたiPhone 3Gファーストインプレッション--ソフトバンクモバイル「iPhone 3G」
15時間の行列で手に入れたiPhone 3Gファーストインプレッション--ソフトバンクモバイル「iPhone 3G」
7月10日深夜からSoftBankショップ表参道店の行列に並び、念願のiPhone 3Gを手に入れた...
【もっと読む】

ユーザーズレビュー

Cyber-shot DSC-W170
ソニーCyber-shot DSC-W170 【デジタルカメラ】
by 岩崎 仁
DSC-W170が発売されてから、既に 4ヶ月以上が経過。 既に、様々なサイトでレビューや作画が掲載...
【もっと読む】

リアルプロ EP-MA50
パナソニックリアルプロ EP-MA50 【ノンジャンル】
by ハリアー黒
ある消費者アンケートでは、次に買いたい高額家電のトップはマッサージチェアだという。 帰宅後、風呂上が...
【もっと読む】

W-ZERO3
ウィルコムW-ZERO3 【携帯電話】
by masato_kat
悪い意味で使う人を選ぶ機種です。電話機としてこの機種を選ぶ人はいないと思います。が、いわゆるPDAと...
【もっと読む】

ニュースヘッドライン

デジタルプレイヤー  売れ筋ランキング

Amazon.co.jp(2008/08/24〜 2008/08/30)

  1. iPod nano MA978J/A(4GB/ シルバー) アップル
  2. gigabeat MET401ver.2.0(4GB/ブラック) 東芝
  3. iPod classic MB147J/A(80GB/シルバー) アップル

をクリックするとAmazon.co.jpの製品ページへリンクします。
Amazon.co.jpおよびAmazon.co.jpロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。

GfK Marketing Services Japan(2008/08/25〜2008/08/31)

  1. iPod nano(4GB) アップル
  2. iPod nano(8GB) アップル
  3. iPod shuffle(1GB) アップル

全国の有力家電量販店販売実績集計より