【ビクター/Everio】
ビクターは、ハイビジョンカメラも「Everio」ブランドのHDD記録を採用。最新モデルの「GZ-HD5」(HDD:60Gバイト)と「GZ-HD6」(HDD:120Gバイト)もHDD記録モデルとなっている。
両機ともに、昨年発売されたハイエンドモデル「GZ-HD7」の高機能をコンパクトなボディにまとめた小型高級モデルという位置付けだ。特にGZ-HD6では世界初の1920×1080/60p出力に対応するなど、ハイビジョンテレビの表示性能も高い。
両モデルともに3CCDによるフルハイビジョン撮影を実現しているが、記録フォーマットはAVCHD(H.264)ではなく、高画質なMPEG-2 TSを採用している。AVCHDやBlu-rayディスクほどの互換性はないが、最大で平均約26Mbpsという高いビットレートを用いたMPEG-2ムービーの画質は滑らかでデジタル的な破綻が少ない。
撮影ボタンは少なめで、マニュアル撮影はGUI操作になるが、撮影機能は高度で凝った撮影も可能だ。長時間記録のできるオリジナルモードのほか、1440 CBRモードで撮影すれば、PCの豊富なHDV編集ソフトを活用できる点も特徴だ。この点でAVCHDの編集環境の弱さに飽き足りない撮影ファンに勧められる。
光学式手ブレ補正はやや弱めな印象だ。撮影画質は3CCDであるため、ディテールがやや甘いが、色再現や階調性のバランスは良く、MPEG-2記録であるため圧縮ノイズも目立たない。また、DVDライター「CU-VD40/VD20」も用意され、PCレスの最終保存までサポートしている。ただし、本ライターで作成できるのはデータDVDで、再生はCU-VD40でのみ可能となる点には注意したい。
ビデオカメラの老舗らしいオーソドックスな機能が魅力で「コンパクトでも高性能なムービーが欲しい」人のほか「PCでのビデオ編集に凝りたい」撮影ファンにも勧められる。
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