デジカメ&ケータイといった毎日の必携アイテムや、テレビ&プレーヤーなどの日常に欠かせないデジタルギアはいつでもどこでも持ち歩きたい。しかしビーチやプールといった水回りはデジタルグッズが最も苦手とするところ……。この苦手ジャンルを克服する画期的な機能が「防水」だ。ケータイやデジカメと続々と登場しつつある防水アイテムは、ビーチやプールといったアウトドアはもちろん、キッチン、バスルームと家庭内でも予想以上に使えるアイテム。水回りを楽しくする防水アイテムをチェックしてみては?
Text by 岡安 学

最大のモバイルギアである実用性のある腕時計の大半が防水機能を搭載しているように、ほかのモバイル機器にも防水機能が標準化する可能性は高い。とくにデジカメとケータイの分野では、使用場面からいっても防水機能を搭載していく方向で進んでいくだろう。
防水機能の最大の利点はなんといっても、使用場面の拡大だ。アウトドアを中心に、家庭内でもキッチンやトイレ、風呂場など、これまで使用する場面としては、NGだった場所でも使えるようになるのである。
とくにデジカメは水中で撮影するという、新たな撮影場所を得たことにより、写真撮影に大きな幅を持たせたことは大きい。10倍ズームや広角、マクロ撮影などと同様にこれまでの撮影シーンになかった写真を撮れる感動はほかには代えがたい。ぜひとも、新しい撮影シーンを手に入れてほしい。
| JIS規格 | 保護内容 | 使用場所 |
|---|---|---|
| JIS IPX 8 | 指定圧力の水中に没しても使用可能。 | 水中など |
| JIS IPX 7 | 水中に落としても内部に水が入らない。水深1m、約30分が目安。 | 水中など |
| JIS IPX 6 | あらゆる方向から水の直接噴流を受けても内部に浸水しない。 | バスルームなど |
| JIS IPX 5 | あらゆる方向から水の直接噴流を受けても有害な影響を受けない。 | バスルームなど |
| JIS IPX 4 | あらゆる方向から水の飛沫を受けても有害な影響を受けない。 | キッチン、プールサイドなど |
少し前まではJIS保護等級と呼ばれていた防水・防塵の基準。最近になって、国際規格であるIPコードが日本でも採用され、表示が変わった。ただし、基本的には一緒で、数値が上がるほど、防水機能が高くなる。
IPコードの表示は、IPXXで表示され、2桁目のX(左側のX)は防塵等級を意味し、1桁目のX(右側のX)が防水等級を意味している。IP68なら防塵6級、防水8級となる。ただし、防塵のテストをしていないものや防水だけを表示したい場合は2桁目のXをそのままXと表示される。IPX8なら、防塵は未テストもしくは非表示で、防水8級ということになる。今回の特集では防水レベルに着目し、紹介する。
防水能力は、4級がいわゆる防滴、つまり雨や水滴で多少濡れても大丈夫なレベル。8級が防水、つまり水中での使用ができるレベルだ。ただし、耐えられる水圧は規定されていないので、その機種ごとに何気圧まで耐えられるか確認しなければならない。