
iPod touch、以前ご紹介したときには、iPhoneからいくつかの機能を取り除いたモノ、と言う側面を指摘した。しかし2008年1月に公開されたアップデートを適用すると、それまでのミュージックプレーヤーとしての側面が強かったiPod touchががらりと変わってしまう。今回はiPod touch向けJanuary Updateを見ていこう。ちなみに、2008年1月以降にiPod touchを購入した場合、予めアップデートされた状態で利用できる。
松村太郎 2008/02/04 19:25メモやメールが追加される前の前のiPod touchで文字を書こうとすると、どうしてもSafariの上のブログやウェブメールのテキストフィールド以外に良い場所がなかった。しかもWi-Fiにつながっていなければオフラインブラウズもままならなかったので、iPod touchで文章を作っておくことはできなかった。
まだまだ懸念している人も多いiPod touchの入力環境だが、僕が今まで使ってきた携帯型デバイス、ケータイやスマートフォン各種などに比べると、やはりアドバンテージがあるモノだと思う。もちろんノートPCなどのキーボードには負けるが、キチンと配列が再現されているQWERTYキーボードと、すぐ上のエリアに表示されるタッチで選べる予測候補のマッチングはとても良い。
確かに慣れは必要だ。しかし慣れてくると、かなりのスピードを稼ぐことはできる。僕の場合、先日のソフトバンクモバイルの新製品発表会の取材メモを残すことができた。これでタッチタイプできるようになったら皿によいのだが、さすがにそこまでの熟練はまだ見ていない。
このメモアプリは、Mac OS XのMailに付いているメモとは現状は同期を取ってくれないのだが、メモ用紙のデザインの画面が提供され、自由にテキストを編集できる。書式などの設定はできないシンプルなテキストしか残せない。
しかしメモアプリの画面にはメールのアイコンが書かれており、これをクリックすると自動的に、iPod touchのメールアプリの新規作成画面が立ち上がり、メモの内容がメール本文にコピーされた状態になる。これで自分やメモを伝えたい人に向けて、あるいは設定してあるブログをアップデートできるメールアドレスなどに送信すれば、手元でiPod touchに打ち込んだデータを利用できるわけだ。
紙の手帖に書いたメモはデジタル化の作業が必要だが、iPod touchのメモは始めからデータ。この点のアドバンテージはありそうだ。


