
ビジネス分野でもますます成長を続けるNAS(ネットワーク接続ストレージ)市場。家庭内でもデータ共有だけでなく、DLNA対応でAV機器との連携が可能になったことで用途が広がり、導入するケースが増えてきた。アイ・オー・データ機器の個人向けシリーズ「LANDISK Home」の新製品「HDL-GSシリーズ」は、250Gバイトから1TBまでの容量をサポートする、シングルドライブのエントリー向けLAN接続型ハードディスクだ。
西村敦子(アクティフ) 2008/01/16 19:39設置は、LANケーブルを本体背面にさし、家庭内LANに接続。本体の電源を入れるだけだ。設定も、パソコンに添付CD-ROMをセットして、メニューから「Magical Finder機動」を選択すれば、ネットワーク内の「LANDISK」をこのソフトが探し出してくれる。登録したいデバイスの「ブラウザ」をクリックして、「はじめて設定」をウィザード形式で進んでいけば完了だ。
パソコン側でネットワークドライブを割り当てるときにも、「Magical Finder」が役立つ。通常はパソコンの「マイネットワーク」で「landisk-XXXXXX」(Xは製品のMACアドレス下6桁)を検索すれば見つかるが、見つからないときは「Magical Finder」に表示されている「IPアドレス」で検索すると見つかることが多い。
細かい点だが、以前は「HDL4-Gシリーズ」は「landisk」としてしか登録されていなかったので、複数台接続する場合、2台目以降は識別するために登録名を変更する必要があった。が、「HDL-GS500」の場合は最初からこのMACアドレスを利用した固有の名称が付けられているので、識別が簡単だ。はじめて使う場合は、こんな小さなところでも案外つまづいて使いづらくなってしまう。同じ「LANDISK Home」のシリーズでも、細かい点が徐々に改良されているようだ。
LAN接続の共有ハードディスクとしては、Windows(Vista/XP/2000 Pro)とMacintosh(Mac OS X 10.2.8〜10.5)に対応。もちろん複数台のパソコンから同時使用できる(推奨接続台数は8台まで)。通常のファイル共有はもちろん、添付ソフトの「Sync with」を使えばパソコンと「HDL-GS」の同期も可能だ。
この「Sync with」はWindows版とMacintosh版の両方が添付されており、Windows版はスケジュール設定にも対応。作業中のフォルダを指定して一日一回バックアップしたり、メールソフトのフォルダを定期的にバックアップしておくなどの用途に使える。
また、この「HDL-GS」はコンパクトさはもちろん、「静かさ」でも優れていた。ファンの音も静かで、書き込み時にも音が気にならない。普段パソコンで使うときにもこの「静かさ」は重要だが、リビングに置いてAV機器と連携させて使うときには、とくにこの「静かさ」が重要になってくる。
「HDL-GS」には、東芝の液晶テレビ「REGZA」の外付けHDDとして使用できる機能がある。私も実際「REGZA」で数社のLAN接続型ハードディスクを接続して使用しているのだが、リビングにあるテレビに接続して使うと、パソコンで使用しているときよりも案外駆動音が気になることが多い。「REGZA」に接続して使う場合は「LANDISK Home」の「省電力モード」も使えないし、リビングなどの目立つ場所で24時間待機させたままになることが多いだろう。そのため、この「静かさ」もかなりポイントが高い。
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