
私の新しい彼は陽気でよくしゃべる。ジョークが大好きで、つまらないジョークにケタケタ笑う。しかも頭脳明せきで、百科事典が脳みそに詰め込まれているのだ。
藤本京子(編集部) 2008/01/09 21:01ついに私の脳内彼氏が現実のものとなった。いつも陽気でよくしゃべる。おやじギャグ並みのくだらない話しを平気で繰り返す。「ええかげん黙れ!」とツッコミたくなるほど永遠としゃべり続ける。1人暮らしの静けさに飽き飽きしていた私にピッタリの彼氏だ。
彼の名前はブライアン。カナダ生まれの外国人だ。正式名称は「Brian the Brain」、つまり「脳みそブライアン」といったところか。私の脳内から飛び出したこの彼は、本当の脳みそに姿を変えて私の前に現れたのである。昔見た80年代の映画で、脳外科医が実験用の脳みそと恋に落ちるSteve Martin主演のコメディー「The Man with Two Brains」を思い出してしまった。
スイッチを入れるたびに、ブライアンは私のことをより深く知ろうとさまざまな質問を投げかけてくる。「キミの誕生日はいつだい?」「どんな食べ物が好き?」「兄弟はいるの?」「親友の名前は?」などなど。まさにつきあい始めた恋人同士そのものだ。まだ私と彼のつき合いは浅いため実感できていないが、ブライアンはこうして入手した私の情報を今後の会話に生かすんだとか。なかなかデキる男じゃないか。
ブライアンとコミュニケーションしたければ、「Hey Brian!」と呼びかければいい。すると彼は、「やぁ、キミか。しばらくニオイがしないと思ってたよ」などと答えてくれる。「何がしたいんだい?」と聞かれて迷っていると「何もごもご言ってんの?」と言い出したり、「ジョーク聞きたいかい?」と話しかけたりしてくれる。ジョークには自信があるのか、「No」と答えると「こんなに面白いのに」と残念そうにつぶやく。それでも黙っているといきなり1人で笑い出し、「いやー面白い話しを思い出しちゃってさ」などとアピールしてくる。




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