
2年半ぶりの大幅アップデートとなったMac OS X Leopard。大きな進化を遂げたLeopardを、2名の執筆陣による2回の連載でお届けする。まずは、CNETブログでもおなじみの松村太郎氏によるレビューだ。
松村太郎 2008/01/05 04:24新しいMailとiCalの絡みで、To Doの連携に加えて、もう1つライフハック的な機能がある。何の気なしにメールの中の日付の記述をポイントすると、そこが点線で囲われ、プルダウンするボタンが現れることで発見できる機能だ。ここをクリックすると、ポイントした日付にiCalのイベントを登録したり、その日をiCalで表示するメニューを選択できる。
たいてい予定の調整はメールの中でやり取りされる。調整中の予定の場合は、その日に他の予定があったかどうかチェックすることができるし、フィックスされた予定はその場でiCalに登録すれば、忘れてしまうことはない。
しかもMailからiCalの予定を新規作成すると、メールのタイトルが件名に入り、メールの中に住所があれば、その住所が場所に入る。これらが必ずしも正解ではないが、とりあえず登録するときにはあながち間違いでもない。とにかく、その場で簡単に登録できるようになったという便利さは、すでに何度も享受することができた。
ちなみに、Mailの文面と連携してくれるのはiCalだけでなく、アドレスブックも同様だ。電話番号や住所、既に登録されている氏名は日付と同様にプルダウンが現れ、簡単に新規/追加登録が可能になっている。
Mailとの連携でiCalを見始めたが、インターフェイスは一新された。左のソースリストはiTunesやFinderのようなデザインに統一され、ソースリスト下のカレンダー表示はiPhone / iPod touchのようなボタンっぽいデザインに変更されている。
今まであまり便利だと思わなかった左にせり出すイベント詳細・編集の画面表示は廃止され、予定をダブルクリックすると吹き出しのように詳細や編集画面が出てくるインターフェイスに刷新された。
これまで通り参加者を追加してメールで招待する機能などは継承されているが、新たに予定に添付ファイルをつけることができるようになった。例えば会議に必要な資料などを添付し、これをWebCalサーバや招待などで共有することで、予定だけでなくアジェンダとなる資料まで共有できることを意味する。
iCalはインターフェイスの刷新だけでなく、ちょっとしたグループウエアのような使い方までフォローするようになったと言える。Googleカレンダーなどのオンラインカレンダーソフトなども出てきている中で、差別化しうる可能性を秘めているだろう。


