
自作ユーザーにとって、Antecは本体ケースのメーカーという印象が強い。しかし同社は、自作PCに関わるさまざまなパーツをリリースするメーカーだ。そしてもちろん、Antecは自作PCにとって重要なパーツ、電源ユニットもリリースしているのだ。その最新シリーズが、Antec NeoPowerである。果たしてAntec NeoPowerはどういった電源ユニットなのか? その詳細をじっくり見て行こう。
高橋敏也 2007/11/14 11:46さて、NeoPowerシリーズにとって機能面での大きな特徴は、やはり脱着可能なケーブルだ。NeoPower650の場合、24ピンメイン電源、4ピン補助電源、そして8ピン補助電源、6+2PCI Express電源の各ケーブルが固定となっている。これらの電源ケーブルはほとんどのシステムで必須となるので、分離式にする必要はないと判断されたのだろう。
モジュラー式になっているのは、デバイス用のケーブルである。NeoPower650にはSerial ATA電源ケーブルとペリフェラル電源ケーブルがそれぞれ2本ずつ、さらに6ピンPCI Express電源ケーブルが1本付属している。FDD電源ケーブルはペリフェラル電源ケーブルの変換ケーブルとして提供されている。一方、電源ユニット側には5つのコネクタが用意されており、必要なケーブルだけを接続して使用すればいい。
例えばNeoPower650を搭載する自作PCにSerial ATA II対応ハードディスクと標準的な光学ドライブを1基ずつ、さらに6ピンPCI Expressを必要とするビデオカードを搭載する場合、ケーブルは3本だけ接続すればいいということだ。不要なケーブルをなくすことで、本体ケース内部がすっきりとし、空調環境がよくなる。
しかし、モジュラー式のケーブルはコネクタが増えてノイズが発生しやすくなるという人もいるが、通常の使用で気にするようなレベルではない。またNeoPowerシリーズでは金メッキコネクタを採用し、高い通導性や耐久性を確保している。多少のノイズより、本体ケースの内部がスッキリするメリットの方がはるかに大きいと思う。




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