
iPodがスタイルを大きく変えて登場した。クリックホイールを捨て、すべてディスプレイの表面とスマートなタッチ操作を実現するインターフェースを備えたiPod touchがそれである。実のところすでにiPhoneを触った僕としては、大きな驚きはなかったが、ケータイであるiPhoneとは違うクライアントとしてのミライを感じることになった。最終回となる第3回目は、ウェブの閲覧やiTunes Wi-Fi Music Storeなどにフォーカスしてお伝えする。
松村太郎 2007/10/25 01:37iPod touchを使っていて、なによりはまってしまうのがiTunes Wi-Fi Music Storeである。iTunesでおなじみiTunes Storeが、iPod touchの中に入り込んできた。iTunes上でApple IDを登録していれば、Dockにはオススメ、トップ10、検索、ダウンロードのメニューが並び、当然のように各楽曲を試聴できるのだ。
この試聴にはまってしまうのだ。気になる音楽を次々にタップしながら手元で視聴できるスタイルは、枕元に限らず、街中や学校などのあらゆる場所を気軽なミュージックストアに変えてしまうパワーを持っている。iTunes上のストアよりも視聴や検索が手軽で簡単だからだ。片っ端から購入しようとも思わないが、「買わないから視聴しない」というスタンスだった僕が、「買わないけど視聴する」というスタイルに変わったのは自分でも発見であった。
もし音楽を買おうと思った場合、楽曲やアルバムの金額のボタンをタップすれば「今すぐ購入」というボタンに変わり、さらにそのボタンをタップするとDockの「ダウンロード」のメニューへ楽曲が飛び込む。このタイミングで、iTunes上のApple IDに対応するパスワードが求められ、これの認証が取れると、ダウンロードが始まる。
ダウンロードが終われば、すぐにその楽曲を聴くことができる。その後iTunesと同期を取ることで、iTunesライブラリにも楽曲が保管され、さらにiTunes Storeのフォルダに「(iPod touch名)上で購入」というプレイリストが作られるので、購入した楽曲の管理も万全だ。
ちなみに、2007年10月現在、このiPod touchを米国にあるStarbucks Coffeeのショップに持って行くと、iTunes Wi-Fi StoreのDockの部分の左端に、Starbucksのアイコンが滑り込んできて、Starbucks(Hear Music)のセレクションや、その店で流れていた5曲をさかのぼって視聴、購入できる。

