
iPodがスタイルを大きく変えて登場した。クリックホイールを捨て、すべてディスプレイの表面とスマートなタッチ操作を実現するインターフェースを備えたiPod touchがそれである。実のところすでにiPhoneを触った僕としては、大きな驚きはなかったが、ケータイであるiPhoneとは違うクライアントとしてのミライを感じることになった。最終回となる第3回目は、ウェブの閲覧やiTunes Wi-Fi Music Storeなどにフォーカスしてお伝えする。
松村太郎 2007/10/25 01:37Macユーザーには当たり前なのかも知れないが、Windowsユーザーやケータイユーザーが見ると、ウェブサイトで表示されている文字のキレイさに驚かされる。これはピンチイン、ピンチアウトで拡大したときも維持される。
もっとも、Safariではピンチインをするよりも、文章の固まりをダブルタップしてみると良い。文章が配置されている幅を読み取って、画面幅いっぱいにそのコラムを表示してくれるのだ。そして指をスライドさせながら読めばいいし、幅が合わなければiPod touchを横長に持ち替えて、横長の画面でブラウジングしてもよい。
iPod touchのSafariは、ウェブサイトをより紙のシミュレート性が高い状態で閲覧できるようになっている。またコンピュータのディスプレイに比べれば画面ははるかに小さいが、その分ズームによるフォーカスを上手く利用していて、むしろ効率的なブラウジング環境と言える。
YouTubeもまた、ベッドサイドで活躍する。毎日更新される「人気」ビデオを見て、気に入ったモノをブックマークに保存すると、iPod touchの中でYouTubeのお気に入りビデオリストが完成する。Wi-Fiにつながっている環境であれば、いつでもiPod touchからビデオを呼び出せるのは、特に自分でYouTubeに映像をアップしているユーザーにとって便利だった。
枕元でYouTubeを見ようとしたとき、どうもiPod touchを手で押さえていなければ上手く映像が見られない。そこで登場したのが、前に紹介したプラスティックのパーツ。写真立てのようにiPod touchをセットすれば、手放しでちょうど良い角度に自立してくれる。スリープタイマーをかけるのをお忘れなく。

