
遮音性が高く、高音質再生に優れるカナル型ヘッドフォンはここ数年、着実に人気を集めている。しかし自分の耳のサイズにぴったりと合った製品を見つけるのは難しいと敬遠する人がいることも事実。そこで、登場したのが3サイズ、2タイプのイヤーパッドと装着感をアップさせる3種類のループサポートを装備したオーディオテクニカの「ATH-CK6」だ。自在にカスタマイズが行えるヘッドフォン、その実力とは。
堀江大輔 2006/10/20 20:15iPodを代表とするデジタルミュージックプレイヤーが人気を集めることで、携帯プレイヤーをキレイな音で聴くための、コンパクトなヘッドフォンに注目集まるようになっている。
インナーイヤー、耳かけ型、ヘッドバンド型などさまざまタイプがあるが、高音質で楽しみたいというニーズなら、カナル型と呼ばれるタイプを推奨したい。
カナルとは英語で「導管」という意味。耳の穴の中に詰める耳栓型のヘッドフォンを言う。特徴としては、耳にぴったりと収まるので、遮音性が高く、細かい音まで聞き取れ低音もしっかりと再現できる。一般的にコンパクトなイヤホンでは、カナル型がもっとも音質がいいと考えられている。
とはいえ、これは自分の耳にぴったりあったサイズのカナル型ヘッドフォンに出会った場合。逆にいうと、耳の形やサイズが合わなければ音質は落ち、とくに低音はスカスカで使いものにならない。カナル型スピーカーは自分の耳に合ったサイズのものを選ばないと大変なことになる。
だが、カナル型のヘッドフォンを試すにしても全部の種類が揃っているわけではなく、自分にあったサイズに出会うのは運に頼るしかなかったのだ。
そんなサイズに関するカナル型ヘッドフォンの問題を解決してくれるのが、このオーディオテクニカの「ATH-CK6」だ。
最大の特徴は、2タイプ3サイズのイヤーピースと3種類のループサポートを初めから付属している点。イヤーピース2タイプは、円形のものと、楕円形のものを用意しており、大、中、小の3サイズが同梱されている。
とりあえず標準とされている黒い円形のSサイズを使って、試聴してみた。しかしこれだとフィットがいま1つ。とくに右耳に空間ができてしまう。そこで、黒いLサイズを挿入した。無理矢理押し込めば、入ることには入るが、イヤーピースがこぼれ落ちる感じがして不安だ。
そこでグレーのMサイズを試してみた。これはかなりいい。右耳にもきちんと収まるし、カナル型独特の耳栓をつけている感覚もあまり感じない。


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