絶好調のIPTVセットトップボックス市場は沈静化

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「世界のIPセットトップボックス市場調査:技術動向、ベンダ、2013年までの市場予測 - Worldwide IP Set Top Box Market」のプレスリリースにおいて、西欧における2009年のIPセットトップボックス出荷数の半数以上が、ハードディスクドライブを内蔵するという見通しを発表しました。

【プレスリリース日本語訳】
2008年にIPTVセットトップボックス市場は55%成長したが、このような急速な成長は長続きはしないだろうと、米国調査会社インスタット社は報告している。多くの通信会社がテレビサービスを開始したが、新規加入の見通しはあまりない。世界的な不況もまた、新規の通信会社のテレビサービス(telco TV)への投資を妨げている。

「France Telecom、AT&T、Free、British Telecom、Deutsche Telekom、China Telecomなどの、既存の通信会社のテレビサービスプロバイダは、大きく加入者数を増加させ、IPセットトップボックスの需要も促進した。2009-2010年は、この傾向は継続するだろうが、新規採用の減少によって、IPセットトップボックスの出荷数はわずかな成長に留まるだろう」とインスタット社のアナリスト Michelle Abraham氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 西欧の、2009年のIPセットトップボックス出荷数の半数以上が、ハードディスクドライブを内蔵するだろう。
■ 注目の技術は、省電力、3Dグラフィックス、マルチコーデック、オープンソフトウェアプラットホームなどである
■ IPセットトップボックスの半導体企業は、Broadcom、CopperGate、Intel、NXP、Sigma Designs、STMicroelectronicsなどである
■ HD IPセットトップボックスの平均構成部品価格は、2010年には50ドル弱下落するだろう
■ 2008年のIPセットトップボックスの市場シェアのトップはMotorolaだが、出荷数では2007年から後退し、Ciscoがトップとなった

インスタット社の調査レポート「世界のIPセットトップボックス市場調査:技術動向、ベンダ、2013年までの市場予測 - Worldwide IP Set Top Box Market」は、世界のIPセットトップボックス市場を調査した。2013年までの機種毎・地域毎の出荷数・収益・平均価格の予測、機能と技術傾向の分析、ADB、Amino、Celrun、Cisco、EchoStar、Entone、Motorola、Pace、Samsung、Thomson、UTStarcom等のベンダの戦略、市場シェア分析、HD IPセットトップボックスやDVB-TチューナーやDVR(デジタルビデオレコーダ)の構成部品(BOM)の詳細等を記載している。

【調査レポート】
世界のIPセットトップボックス市場調査:技術動向、ベンダ、2013年までの市場予測
Worldwide IP Set Top Box Market
リンク

インスタット (In-Stat)について
リンク

※このプレスリリースに関するお問合せ
リンク

株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531Fax:03-3582-2861
リンク
Eメール:info@dri.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]