【三菱電機】ワイヤ放電加工機「MV D-CUBESシリーズ」新発売

三菱電機株式会社は、ワイヤ放電加工機「MVシリーズ」の新シリーズとして、IoT技術を活用したリモートサービスに対応する新型制御装置を搭載し、高精度金型加工から部品加工までの幅広い用途に適応する「MV D-CUBES(エムブイ ディーキューブ)シリーズ」4機種を11月1日に発売します。世界市場に向け、日本(名古屋)・中国(大連)の両拠点で生産※1します。本製品は、「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」(11月17日~11月22日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
※1 中国(大連)では、2017年度上期から生産予定




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▼発売の狙い
電子機器・自動車部品・モバイル機器の高機能化(知能化・小型化)に伴い、生産に用いる金型製造や部品加工には、高精度化への対応が求められています。また、製品サイクルの短縮・低コスト化が進む中、当社のお客様である金型・部品加工メーカーの生産現場では、より早く、低コストに製品を作ることが求められています。
当社は今回、2012 年に発売以来、全世界で好評を得ている「MV シリーズ」に、IoT 技術を活用したリモートサービスに対応する新型制御装置※2 の搭載により、高精度金型加工から部品加工までの幅広い用途に適応する「D-CUBES」搭載MVシリーズを発売します。また、リモートサービスの活用により、加工機の生産性・保全性を支援します。
※2 当社数値制御装置M800Wをベースにカスタマイズ


▼新製品「D-CUBES」搭載MVシリーズの主な特長
1.新型制御装置「D-CUBES」の搭載により、生産性を向上
・19インチ大画面タッチスクリーンでの操作ナビゲーションにより、段取りから加工までの操作数を最大40%削減※3
・最適な給電制御により、消耗品であるワイヤ電極線の消費量を最大46%削減※4
※3 従来機MVシリーズを使用し指定操作時の比較
※4 従来機FAシリーズを使用し指定加工時の比較

2.IoT活用のリモ-トサ-ビス「iQ Care Remote4U」で、生産性・保全性を向上
・加工機ごとの稼働・加工情報をみえる化し、段取りから加工までの生産性を向上
・サービスセンターから直接お客様の加工機の状況を遠隔診断して、予防保全情報を提供
・ワイヤ電極線の残量をリアルタイムに検出することで、消費量を最大49%削減※5
※5 iQ Care Remote4Uを活用。従来機FAシリーズを使用し指定加工時での比較

3.新制御方式により、金型・部品加工の精度を向上
・従来から2回少ない6回加工で加工面粗さRa0.2㎛を達成し、高精度・高速加工を実現
・板厚方向の形状変化がある工作物への対応と対応可能板厚の拡充※6により、形状誤差を最大60%削減
※6 対応可能板厚300mm。従来機MVシリーズでは対応可能板厚100mm


▼リモートサービス「iQ Care Remote4U」について
IoT を活用して、加工機の様々な情報を収集・蓄積し、遠隔地からリアルタイムで確認・診断するサービスです。4 月からレーザー加工機向けに提供を始め、2017 年1 月から放電加工機向けも開始します。


▼主な仕様

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▼関連リンク
ワイヤ放電加工機「MV D-CUBESシリーズ」詳細ページ(三菱電機FAサイト)
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三菱放電加工機 製品情報TOP (三菱電機FAサイト)
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三菱電機FAサイト TOP
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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