2017年4月、東京経済大学に「キャリアデザインプログラム」誕生 ~4年間を通じたキャリア教育、2年次から学部所属、学部横断型の科目を履修

東京経済大学 2016年03月23日 08時05分 [ 東京経済大学のプレスリリース一覧 ]
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東京経済大学は、2017年4月から“就業力”を自ら育成する基礎を身につける「キャリアデザインプログラム」の導入を決定し、カリキュラムなど具体的な検討を進めている。入学時には学部を決めずに、50人の定員を4つある各学部から割り当て、AO入試と一般入試の全方式で受験生を募集する予定。2004年に開設された「21世紀教養プログラム」以来、13年ぶりに行う新たな学部横断型の履修プログラム導入となる。


 「キャリアデザインプログラム」の主な特徴としては、
(1)4年間を通じてキャリア教育を行うこと
(2)入学時には学部を特定せずに1年次に入門科目を学び、
   2年次から学部に所属し専門科目を学ぶこと
(3)学部横断型の広い分野の科目を履修可能なこと
の3点が挙げられる。

 まず4年間を通じたキャリア教育としては、少人数制の「キャリアデザインワークショップ」を1年次から4年次まで開講する。この「キャリアデザインワークショップ」では、学生自身が自らのキャリアについて主体的に考える力を、少人数参加型の講義で段階的に身につけていくことを目指す。また並行して、学内志塾「大倉進一層キャリア塾」を設立し、希望者から選抜を行い、キャリア意識の高い学生への支援を強化する計画である。

 第2の特徴は、2年次から学部に所属し、各学部の専門科目を学んでいくことである。「キャリアデザインプログラム」に入学した学生は、1年次には各学部の入門科目を4学部にわたって履修する。その入門科目を学んだ後、2年次からの所属学部選択が可能となる。

 受験生の中には、大学に入ってからの学びのイメージを具体的なものとして抱くことができないまま、大学選びや学部選びを行っている人が少なくない。これが入学後に「自分が学びたかったこと」と「自分が入った大学や学部で学べること」の差となって、学びに対する意欲が低下してしまう、いわゆるミスマッチ現象が起こる要因のひとつともなっている。

 「キャリアデザインプログラム」では、専門の入門科目を学ぶことを通じて、自らの関心が高い分野を発見し、2年次からの学部を選ぶことができる。以降は、各学部のカリキュラムに沿って履修していくため、十分な専門教育を受けることが可能である。また卒業時には、2年次以降に所属した学部の学士号を取得する。

 第3には、学部横断型の履修が可能な仕組みを設ける。東京経済大学では、社会科学の総合大学として上記4つの分野にわたって多くの専門科目を開講している。これらさまざまな専門科目から、自身の関心が強い学部横断型の科目を履修できることは、学生主体の多面的な関心に基づいた学びを可能にする。

 現在でも各学部で他学部の科目をカリキュラムの一部に取り入れているが、これを4学部に共通化して拡大し、履修可能科目を増やしたものが「学部横断履修科目」である。学生が履修する科目をテーマごとにクラスターとしてまとめて提示することで、学生個人の関心に基づく体系的履修を促すことができるような仕組みをつくる計画である。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京経済大学広報課
 TEL: 042-328-7724

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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