CA Technologies、アプリケーションのテストの品質を高める新製品を発表

(2015年11月30日、東京発)
CA Technologies (東京都千代田区、社長:ポール・フォルケンシュタイン)は本日、テストデータとテストケース(テスト仕様)の作成・管理を自動化することでアプリケーションのテスト工程を効率化する「CA Test Data Manager」および「CA Test Case Optimizer」を本日より提供開始します。CAは、両製品の日本市場への投入により、アプリケーション開発におけるテスト工程の効率化を支援するとともに、企業におけるDevOps(デブオプス)の実践を促進します。

モバイル・アプリケーションに代表されるように、すぐれたアプリケーションによる顧客接点の強化が企業のビジネスにおいてますます重要になっています。その一方で、アプリケーションの生産性にはいまだ多くの課題が残っています。あるレポートによれば、要件の明確度・安定度において、開発工程別工数を比較すると、要件が不明確・不安定なものはすべての工程において、工程密度が高いことが報告されています。(*1)また、CAが昨年、Vanson Bourne社に依頼した調査レポートによると、全回答者の約7割がDevOpsを実現するために、機能テストやパフォーマンステストなどテストツールが重要なツールとなると回答しています。(*2)

CA Test Case Optimizerは、要求の収集とテストケース(テスト仕様)の分析・設計ツールです。 アプリケーション開発の上流工程における曖昧な要求を、ビジュアルなフローチャートで表現することにより開発チームが曖昧性を排除し、共通の認識をも持ちながら要求の理解、テストケースの設計と分析を効率的に行うことが可能になります。また、フローチャート化された要求モデルから、自動テストを生成することが可能です。要求→テストケース→テストが分断されることがなくなり、これによりテストの効率と品質を高めることが可能になります。

CA Test Data Managerは、アプリケーションのテスト工程で利用するテスト用のデータを生成・管理するツールです。本番稼働中のデータを利用し、個人情報など機密性の高い情報を短時間でマスキングし、テストに必要となるより現実環境に近いデータを自動生成します。
また、新規アプリケーションの開発や例外処理系のテストなど既存のデータをカスタマイズしてテストデータを生成するだけでは不十分な局面において、テストマッチ機能により、テストすべき項目と現在保有中のテストデータの関係を分析し、テストに足りないデータを生成することが可能です。これらの機能により、テストデータ生成に要する期間を短縮するだけではなく、アプリケーションの十分なテストを実施することが可能となり、これによりアプリケーションの品質を高めることが可能になります。

CA Test Case Optimizerの特徴は主に以下のとおりです。
・ビジュアルなフローチャートで要件を分析
・業務分析ツールやテストツール、汎用ドキュメント(Microsoft Excel、Visio、Wordなど)をインポートし、要件・テストケースを分析
・最小の労力で最大限のテストを行うためのテスト網羅性を分析・最適化
・テストに要するコストや時間を分析
・Seleniumやhp Quality Center、IBM Rational Functional Testerといったオープンソースや商用のテストツールのテストスクリプトを生成


CA Test Data Managerの特徴は以下のとおりです。
・データベース(Oracle、Microsoft SQL Server、IBM DB2、MySQL、VSAM/ISAMなど)からデータをインポートし、データ間の構造・関連を分析
・個人情報など機密性の高いデータを短時間で他のデータに置き換え(マスキング)
例:7億7千万件を約8分でマスキング
・テストを実施するにあたり、データが十分かどうかを分析し、足りないデータを生成
・開発者・テスト担当者がテストに必要なデータを、自身が「テストデータウェアハウス」のポータルから取得可能

CA Technologiesは、これら2製品を追加することで、アプリケーション開発における、テストからリリースの工程を自動化し、開発期間の短縮と品質の向上によりDevOpsの導入を促進するためのソリューションをお客様に提供し、企業におけるアプリケーションの生産性向上に貢献することで、一層、アプリケーション・エコノミーを牽引します。

CA Test Case Optimizer
製品情報 (英語) : リンク

CA Test Data Manager
製品情報 (英語) : リンク

(*1) ソフトウェア開発データリポジトルの分析: 経済調査研究所
(*2)DevOps: The Worst-Kept Secret to Winning in the Application Economy

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CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、(米CA Technologies)、<リンク> (日本)をご覧ください。また、ツイッターについては、リンク をご覧ください。

*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

この件に関する報道機関からのお問合わせ先:
CA Technologies
〒102-0093  東京都 千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル9階
コーポレート・コミュニケーション部 
TEL: 03-6272-8110 FAX: 03-6272-8115
e-mail: Kosuke.Nakamura@ca.com

製品に関するお問い合わせ先
CA ジャパン・ダイレクト
TEL: 0120-702-600 (受付時間: 平日9:00~17:30)
e-mail:JapanDirect@ca.com
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