帝塚山大学、高大連携の一環として情報教育プログラムを高等学校に提供

~CompTIA認定プログラムを活用し、高等学校の情報教育の充実を目指す~

CompTIAは、帝塚山大学が、帝塚山大学と協定関係にある高等学校に対し、CompTIA認定プログラムを活用した情報教育プログラムを提供することを発表。CompTIAは、高大連携によるこのプログラムを、高校の「情報」教科の補完、または高等学校の「情報」教科に関する様々な課題を解決することができるモデルケースと位置付け。

2012年8月29日 東京


報道関係 各位



帝塚山大学、高大連携の一環として情報教育プログラムを高等学校に提供
~CompTIA認定プログラムを活用し、高等学校の情報教育の充実を目指す~



CompTIA(本部:米国イリノイ州/日本支局長:清水 秀彦)は、帝塚山大学(奈良県奈良市/学長:岩井 洋)が、帝塚山大学と協定関係にある高等学校に対し、CompTIA認定プログラムを活用した情報教育プログラムを提供することを発表しました。CompTIAは、高大連携によるこのプログラムを、高校の普通、および専門科目である教科「情報」の補完、または高等学校の「情報」教科に関する様々な課題を解決することができるモデルケースと位置付けています。



帝塚山大学は、全学部対象に実施している情報教育プログラムを、高大連携の協定校の協定を結ぶ高等学校に対し提供します。同プログラム内では、CompTIA認定資格の一つである「CompTIA Strata IT Fundamentals」に準拠した講義を実施し、合格まで目指すものです。協定校の1校である奈良県立奈良情報商業高等学校(奈良県桜井市/校長:森村 孝)は全国の高等学校で初めて「CompTIA Authorized Academy」に加盟し、帝塚山大学、CompTIAからのサポート体制を築いています。



高等学校における教科「情報」の現状は、免許状の授与に関する過程や、学校毎での重要性の認識の違い、指導上で特定のソフトウェアの教育が見受けられるなど様々な課題が挙げられています。今回、帝塚山大学が提供する情報教育プログラムでは、ベンダーに依存しないCompTIA認定プログラムを活用することで、現代社会で求められる能力により近く具体的な情報活用、情報管理能力の習得が可能になります。また、専門的かつ実践的な教育体制をもつ大学との連携により、情報教育の充実を図ることができることを期待されます。CompTIAでは、これらの取り組みを実施している学校に対し、将来のIT社会を見据えた上で習得の重要性を啓蒙することで、社会の発展につながる人材の輩出に貢献できると考えています。



CompTIAでは、今後このケースの成功をもとに、さらに専門的かつ実践的な教育の提供も視野に入れた活動を検討してまいります。



<認定資格概要>
CompTIA Strata IT Fundamentals: あらゆる業種、業務で仕事に集中できるだけのPCの運用力を問う。PCコンポーネンツの識別や利用用途の理解、各種設定、ソフトウェアインストールの実行、互換性により発生する障害の特定、セキュリティリスクの認識および予防など。
試験時間 60分 / 問題数 70問 / 受験料 9,290円(税込、アカデミック割引:5,250円)
リンク



【帝塚山大学とは】
奈良県奈良市に位置する6学部9学科を擁する文科系総合大学。キャリアセンター内に資格取得をサポートする「資格コーナー」があり、全学部の学生が利用している。経営学部には情報を主とするコースがあり、各種資格取得を目指す授業や高等学校「情報」の教職課程を持つ。今や全国的に有名になったNSC(ネットワーク技術コンテスト)は2008年度に帝塚山大学から始まった。日本のみならず海外の大学も利用するeラーニング環境TIESは帝塚山大学が開発したシステムである。大学公式Webページのアドレスは リンク



【奈良県立奈良情報商業高校とは】
奈良県桜井市に位置し、「ビジネスと情報」に関する4学科を擁する専門高等学校。「会計ビジネス学科」「流通ビジネス学科」「情報ビジネス学科」では、経理事務やサービス経済社会で求められる専門的な知識・技能の修得を目指す。また、「総合情報科」は、専門教科「情報」を学ぶ奈良県唯一の学科であり、情報システム・ネットワーク・マルチメディアなどの実習とともに、情報処理技術者試験(経済産業省)その他の情報系資格取得を目指している。
高校Webページのアドレスは リンク



【CompTIAとは(リンク)】
1980年初頭、EDIが様々な規格で利用され情報が飛び交う中、ISOやIEEEに対し標準化を提言するため、各社が集まる場として1982年にシカゴで設立。その後、欧米を中心とし14拠点を持つ非営利グローバルIT業界組織として、技術標準化の提言や各業務の実務能力基準の認定活動等を行っています。尚、日本では、支局が平成13年4月に設立されています。



【CompTIA認定資格とは(リンク)】
1993年のPCの爆発的な普及に伴い、クライアント環境の運用管理業務を理解する人材が急激に不足するといった事態に対処するため、技術標準化を進めるノウハウを生かし、各社が集まり、「業務」に対するスキルの標準化を進め、開発されたのが「CompTIA A+」です。2012年5月現在、Network+など17分野に及ぶ認定プログラムを行っています(英語配信のみ含む)。現在は、OJTの削減やトレーニングコストの削減、各レベル(新入社員、主任、管理職など)やパートナーなど実務評価基準を背景とし、それぞれの業務分野における業界各社が試験作成委員会に参加し、現在の業務環境における理解と問題解決や状況判断などの業務遂行能力のガイドライン(試験範囲)の作成から、調査分析、作問を担当。1993年の認定資格提供開始後、CompTIA認定資格者は、ワールドワイドで150万を突破。



【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 リンク
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:info_jp@comptia.org
担当:吉村 睦美

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