ICインサイツ社は、タブレット、ノートPC、PC全体の出荷数予測を上方修正

米国市場調査会社ICインサイツ社が出版レポート「ICマーケットドライバー2012年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査-IC Market Drivers 2012」のプレスリリースにおいて、パソコンの出荷総数は、2011年の4億1600万から15%増加して、2012年には4億7800万となるだろうと予測を上方修正しました。

[タブレットの強さとウルトラブックの堅調な主導が強気の予測を導き出す]

米国の半導体専門調査会社ICインサイツ社は、パソコンの出荷総数予測を上方修正し、2011年の4億1600万から15%増加して、2012年には4億7800万となるだろうとしている。ICインサイツ社の調査レポート「ICマーケットドライバー2012年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査-IC Market Drivers 2012」の中間報告によると、パソコンの出荷総数は、2010-2015年に年平均増加率16%で増加して、2015年には7億8300万となるだろう。

パソコンの年間出荷数をシステムタイプ毎に区分した、ICインサイツ社の最新の予測を図1に示した。タッチスクリーンとキーボードのハイブリッドによる新しい設計コンセプトのシステムや、タブレットコンピュータのビジネスでの利用増加が、2012-2015年のタブレットPCとノートPCの出荷数を大きく押し上げるだろう。タブレットPCの出荷数は2012年に75%上昇して1億1000万に、ノートPCの出荷数は11%上昇して2億500万になるだろう。

インテルのウルトラブックキャンペーンとマイクロソフトのタブレット用OSウィンドウズ8、アップルのiPad製品との差別化を図るシステムなどの様々な努力によって、パソコンのカテゴリがあいまいになりつつあるということは重要である。インテルのウルトラブック戦略のロードマップにある新しいハイブリッド型のポータブルPC設計は、タブレットとノートPCの機能の最良の組合せの試みとなるかもしれない。

フル機能のノートPC、やや機能の低いネットブック、タッチスクリーンのタブレットなどのポータブルコンピュータの世界の出荷総数は、2011年に63%、2012年に68%だったものが、2015年には80%になるだろうと予測している。2009年に初めてポータブルコンピュータがデスクトップコンピュータの出荷数を上回って以来、据置型とモバイルシステムの差は広がるばかりであった。タッチスクリーンタブレットの導入は、この傾向に拍車をかけるだろう。

ICインサイツ社の最新の予測によれば、より高度なシステムの出荷数が増えることから、2012年のPC用半導体販売額が上昇するだろうとのことである。PC用ICの販売は、2010年の785億ドルから2%減であった2011年の766億ドルから、2012年には3%上昇して786億ドルとなるだろう。

【調査レポート】
ICマーケットドライバー2012年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査
IC Market Drivers 2012
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