携帯電話の音声をクリアにするスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサを発表

STマイクロエレクトロニクス 2012年01月27日 09時30分
From PR TIMES



新しいデジタル・オーディオ・プロセッサをMEMSマイクロフォンと組み合わせ、
業界初の音響サブシステムを実現
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エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーで、オーディオ用ICの主要サプライヤであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、複数のマイクロフォンを搭載する
アプリケーション向けに、デジタル・オーディオ・プロセッサの新製品を発表
しました。STの新製品ファミリは、卓越した処理性能と優れた拡張性および
プログラム可能性を兼ね備えており、携帯電話、タブレット、ゲーム機および
ビデオ監視システム等の音質を大幅に向上させます。

このスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサは、特にSTのMEMSデジタル・
マイクロフォンを複数使用する機器の能力を大きく引き出し、ノイズ 低減、
エコー・キャンセリングやビーム・フォーミング等の機能を実現します。騒音や
雑音が制御不能な環境下における携帯電話およびその他機器の使用が増加して
おり、こうした機能の重要性が高まっています。マルチ・マイクロフォン・
ズーミング等の次世代オーディオ・アプリケーションにも対応します。

STのスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサとデジタルMEMSマイクロフォン
の組み合わせが、強力かつ柔軟性の高い音響サブシステムを実現し、機器メーカー
およびユーザに大きなメリットを提供します。機器メーカーはシステム設計を
シンプルにすることで、コスト低減や製品開発期間の短縮および最終製品の差別化
を簡単に行える一方、ユーザはクリアなサウンドを楽しむと共に、バッテリを長時間
使用することができます。

飛躍的に技術進歩したSTの最新のデジタル・オーディオ・プロセッサは、メイン・
アプリケーション・プロセッサから高い演算処理による負荷を取り除く、最適化
された音響処理エンジンを内蔵しています。この音響処理エンジンは、個々の
チャネル処理機能により、最大6個のMEMSデジタル・マイクロフォンからの入力
を処理します。この製品には、設定可能な10バンド・イコライザ、ピーク・
リミッタ、ゲインおよび音量調整を備えた高品質かつ拡張性の高い機能が
サポートされています。データは、デジタル(I2S)またはアナログ(PWM)
インタフェースを通して出力されます。

STのスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサには、使い易いプログラミン
グ・ツールであるAP Workbenchがバンドルされています。STは、MEMSマイクロフ
ォンやD級オーディオ・アンプ Sound Terminalと共に、次世代の音声入力アプリ
ケーション向けの製品を取り揃えています。

STのスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサの最初の製品である
STA321MPLは、現在サンプル出荷中で、2012年第2四半期に量産を開始する予定
です。単価は1000個購入時に約4ドルです。大量購入時の単価については、
お問い合わせください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォ
リオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチ
メディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を
許さないリーダーとなることを目指しています。2011年の売上は97.3億ドルでし
た。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( リンク
をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216


プレスリリース提供:PRTIMES リンク

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