マサチューセッツ州ボストン、2008年5月13日
米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の年刊調査レポート「企業向け電話:企業規模別」は、世界の零細企業、小規模企業、中規模企業、大企業などの企業規模別の電話機器に対する支出を調査し、小規模企業が最も大きな顧客セグメントであると報告している。
この調査レポートは、通信機器の最大の顧客セグメントである小規模企業は、今後4年間はPBX販売においても高い成長率を維持するだろうと述べている。
「小規模企業は企業規模として最も一般的であり、特に欧州やアジアにおいて多く、IPとTDM PBX支出の大半を占めている。さらに、PBX販売の主要牽引要因である創業率も高く、今後の成長にも寄与するだろう。大企業が多い北米では事情が異なる。北米では企業規模は欧州の約3倍である。しかし成長のビジネスチャンスは、規模を拡大し、貿易に投資している欧州・中東・アフリカ、アジア太平洋地域、カリブ海・ラテンアメリカ地域の大企業にあるだろう。
主な調査項目を以下にあげる。
*企業向け電話市場における次に大きな顧客セグメントは、小規模企業と大企業の特徴を兼ね備えている中規模企業で、急速に成長している企業もあれば、成長のための投資を行っている企業もある
*北米では、オールIP PBXとTDM機器収益の1/3以上が大企業であり、世界で最も高い比率を占める
*TDMシステムは、零細企業や小規模企業の一部に売れている
インフォネティクスリサーチ社の調査レポートは、企業規模別(零細企業、小規模企業、中規模企業、大企業)のTDM PBX/KTSシステムとIP PBXシステムの、世界と地域毎(北米、欧州・中東・アフリカ、アジア太平洋地域、カリブ海・ラテンアメリカ地域、その他の地域)の予測と市場規模を調査している。
◆調査レポート
企業向け電話:企業規模別
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