ビジネス市場での採用で前進するSaaS

米国の調査会社インスタット社は出版レポート「SaaS市場調査 2008年:CRM、ERP、ウェブアプリケーション、導入と需要の理由と予測 - SaaS Slowly Displacing Installed Business Applications」のプレスリリースにおいて、同社の調査で、現在、生産性アプリケーションに従来のライセンス方式を導入している従業員100人以上の企業の約15%が、今後1年間にホステッドモデルの採用またはテスト導入を計画していると回答したことを明らかにした。

業務管理アプリケーションの採用は、従来、社内の導入ライセンス方式で行われてきたが、新しい方法であるSaaS(software as a service)が拡大してきていると、米国調査会社インスタット社は報告する。今後1年間で、多くの米国企業が、業務管理アプリケーションとして、まずCRM(顧客管理)、ERP(経営資源利用計画)などのSaaSソリューションを導入し、その割合は従来のライセンス方式に迫るだろう。

サービスとして配信されるCRM、ERPなどの業務管理アプリケーションの需要を測定し、インスタット社はMicrosoft Office風の生産性アプリケーションの需要を見出した。「基本的なコンピュータのニーズは、一般により小さいオフィスをターゲットとしているが、サービスとして配信されるオフィス生産性アプリケーションは、より大規模な企業での需要を獲得しつつある。インスタット社の調査では、現在、生産性アプリケーションに従来のライセンス方式を導入している従業員100人以上の企業の約15%が、今後1年間にホステッドモデルの採用またはテスト導入を計画していると回答している」とインスタット社のアナリストJeff Jernigan氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 支店やモバイルによるアプリケーションへの接続性は、SaaSユーザやSaaSに関心を持っている人にとって重要な利点である
■ SaaS採用への主な抑制要因は、比較的大規模な企業の安全上の配慮と、比較的小規模な企業のTCOのメリットに関する認識の不足である
■ ホステッド生産性アプリケーションユーザの4/5は、同僚に利用を勧め、今後はもっと利用したいと考えている

インスタット社の調査レポート「SaaS市場調査 2008年:CRM、ERP、ウェブアプリケーション、導入と需要の理由と予測 ーSaaS Slowly Displacing Installed Business Applications」は、米国ビジネス市場のサービスとしてのソフトウェアを調査している。2012年までの米国ビジネス市場におけるSaaS収入を予測し、SaaSに関する米国企業の最新の調査の分析、市場牽引要因と阻害要因を提供している。


[調査レポート]
SaaS市場調査 2008年:CRM、ERP、ウェブアプリケーション、導入と需要の理由と予測
SaaS Slowly Displacing Installed Business Applications
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