英国ロンドン、2007年12月11日
現在、フェムトセル業界は分岐点に立っている。キャリアの関心はソリューションの技術的側面から、いかに利益を得るか、最良の結果を生むためにどのようなマーケティング戦略を立てれば良いかという基本的な問題に移っている。
米国の調査会社ABIリサーチが行った調査によれば、キャリアはフェムトセルの戦略を立てる際、市場展開が長期間にわたることをもっと考慮に入れたほうがいいだろう。それは、フェムトセルソリューションから利益を得られるようになるのは、サービス開始から3-4年後になる可能性が高いためである。
「調査結果によれば、バックホール運用コストの節約や、マージンと加入者からの収益だけでは、この技術を導入する十分な要因とはならない」と調査取締役Stuart Carlaw氏は言う。「フェムトセルビジネスで利益を得るためには、キャリアはすぐにでも新たな付加価値のある収益源に関心を向け、競合企業の加入者をひき付け、刷新的なサービスを提供しなければならない。音声だけでは長期的な成功は収められないだろう。」
この調査レポートは、コスト分析、技術導入、ユーザートラフィックなど28の様々な要因を組み入れて、ユーザーを特定し、変数を動的に利用することができるエクセルデータベースを提供している。また、幅広いコストや収益に関するデータと、変数の組み合わせから得たデータによる144のマージン分析を掲載している。
この調査レポートは、「フェムトセル年間リサーチサービス」の一環として提供されている。同サービスには、他の調査レポート、「Research Briefs」、「Market Data」、「ABI Insights」、 「Vendor Matrix」、アナリストへの質問時間が含まれる。
◆調査レポート
フェムトセルのビジネスモデル:効果的なマーケティング戦略調査
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