業界最軽量!1.9kgのコンパクトUPS(無停電電源装置)72VA

バックアップ対象装置を選ばない正弦波出力、8年間メンテナンスフリー

標準電源最大手のデンセイ・ラムダ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鈴木 武夫)は、2007年12月5日より、コンパクトUPS(単相無停電電源装置)『Power-MIN(パワーミニ)』の新商品「DL3120-072JW」を受注開始します。
リチウムイオン電池を搭載することにより、業界最小・最薄・最軽量を実現。バッテリ交換が不要で、8年間 メンテナンスフリーで使用できます。IPカメラ、アクセスポイント、小型モデム、IP電話などを対象としたバックアップ電源として日本国内を中心に販売し、発売から3年後に、10億円の売上を目指します。

「DL3120-072JW」はリチウムイオン電池を搭載した72VA 出力のコンパクトUPSです。サイズはW200×D285×H44mm、重量は同等のバックアップ能力をもつ製品の約3分の1となる1.9kgです。小型・軽量であるため、壁掛けなど従来では考えられなかったさまざまな設置方法が可能です。鉛電池とは異なりバッテリ交換や定期メンテナンスが不要で、8年間のメンテナンスフリーと完全鉛フリーを実現しました。
72VAという小容量のUPSでありながら正弦波出力に対応することにより、災害時の停電でも確実に動作する環境構築を可能にします。従来、同クラスのUPSでは、一般に矩形波出力が採用されていましたが、矩形波出力は力率改善電源を使用した機器などで正常に動作しないことがありました。そのため、事業継続管理(Business Continuity Management)に積極的に取り組む企業からはリスクであるとみなされていました。
      
事業継続管理の意識が高まるにつれ、災害対策用にUPSを導入する企業が増加しています。大規模なシステムを保護するための大容量バックアップ電源だけでなく、非常事態情報を公開する告知端末、IP電話やルーター、監視カメラなど、小規模の電力容量の装置を保護するためのUPSに対する需要も高まってきています。
       
【「DL3120-072JW」製品概要】
●製品名: 「DL3120-072JW」
●仕様概要(UPS本体):
型名:              DL3120-072JW
定格出力容量:        72VA/50W
給電方式:           常時商用給電方式
入力定格電圧:        100/120V
出力電圧変動範囲:      選択された出力電圧±10%
バックアップ出力電圧波形: 正弦波
運転モード切替時間:     10ms以下
バックアップ時間:       30分/50W、50分/35W
外形寸法(W×H×D):    200×44×285 (mm)
質量:               1.9kg
装置寿命:            25℃ 8年
     
【お問い合わせ】
デンセイ・ラムダ株式会社 セキュアパワー事業本部 お客様相談室
フリーダイヤル 0120-298277 (受付時間 9:00~17:30) ※土日祝日を除く

このプレスリリースの付帯情報

DL3120-072JW製品外観

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

◆矩形波と正弦波
矩形波(くけいは) - 方形波とも呼ぶ。矩形とは長方形の意
電源異常でのバックアップ運転時は、UPSはバッテリから給電を行い、インバータを介して交流電源に変換する。バックアップ運転の方式にも出力波形の種類があり、一般的な家庭用電源と同じ正弦波と矩形波がある。矩形波は低価格UPSに多く使われているが、接続機器によっては短波形では正常に動作しないものもあるため、機器とのマッチングに注意が必要。一方、一般家庭と同様の正弦波出力のUPSでは通常問題は発生しない。
                      
◆UPSのメンテナンス
一般に、UPSのバッテリには鉛電池が採用されている。鉛電池の寿命は、使用環境(温度など)にもよるが、長寿命品でも3~5年といわれ、UPS本体の製品寿命に関係なくバッテリ交換等のメンテナンスが必要である。交換時期を過ぎたバッテリを使用していると、UPSは動作していても電源の瞬時停電などが発生したときにUPSの出力が止まったり、バッテリの容器が割れ、異臭・発煙・発火など二次障害を引き起こす原因となる。ユーザもメンテナンスの必要性は認識しているが、実際に定期的にメンテナンスしているユーザは4割にも満たないといわれている。ユーザにとっては、UPSのメンテナンスはコストも工数もかかる、わずらわしいものであるようだ。
鉛電池ではなくリチウムイオン電池を搭載したUPSの場合、バッテリ交換は不要。そのため、UPS本体の製品寿命がくるまではメンテナンスフリーで使用することができる。

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