ネットエイジアリサーチ 10代・20代のケータイゲーム利用に関する最新動向調査

~ケータイゲームのユーザー実態が明らかに~

モバイルリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)を展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)(本社/東京都港区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)では、「10代・20代のケータイゲーム利用に関する最新動向調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施しました。

今回の調査は、15歳~29歳の携帯電話ユーザーに対して実施、合計で600名の回答を集計いたしました。
回答者の内訳は、15歳~19歳の男女各100名、20歳~24歳男女各100名、25歳~29歳男女各100名となっています。(回答者キャリア内訳;NTTドコモ54.7%、au34.0%、ソフトバンク11.3%)
今後もネットエイジアでは、ケータイに関連するテーマ、トピックスをモバイルリサーチにより、タイムリーに提供してまいります。

------ 10代・20代のケータイゲーム利用に関する最新動向調査 ------
<<ネットエイジアリサーチ(リンク)>>

◆ 約8割がケータイゲームを利用
 現在、利用しているゲーム機及びゲームができる環境をサンプル全体で集計及び分析したところ、「家庭用ゲーム機」(53.2%)や「携帯型ゲーム機」(52.7%)を抑えて、「ケータイゲーム」が79.3%とトップで、年代による差はあまりないものの、「ケータイゲーム」の利用率は男性より女性の方が若干高い傾向を示した。特に、「ケータイゲーム」は利用しているが、「家庭用ゲーム機」や「携帯型ゲーム」を利用していない層は女性に多く、15~19歳・女性で28.0%、20~24歳・女性で36.0%と、15~19歳・男性の13.0%や20~24歳・男性の14.0%より高かった。

◆ ケータイゲーム vs 携帯型ゲーム ....どちらの利用頻度が高い?
 「ケータイゲーム」と「携帯型ゲーム」の両方を利用し、他のゲーム機を利用していない人で、現在どちらの利用頻度が高いのかを分析したところ、「携帯型ゲーム」の11.8%に対して、「ケータイゲーム」は47.1%と、「ケータイゲーム」の圧勝であった。他は「両方同じくらい」が23.5%、「どちらもあまり利用していない」が17.6%。

◆ 「ケータイオンライゲーム」は、15~19歳・女性層が利用
 現在、利用しているオンラインゲームの環境をサンプル全体で集計及び分析したところ、「ケータイ」が25.0%、次いで「パソコン」が23.8%、「携帯型ゲーム機」が8.7%、「家庭ゲーム機」が5.3%で、「現在、オンラインゲームを利用していない」は、57.5%という結果であった。次に男女年代別にみると、「ケータイ」での利用率は、年齢が低くなるほど高くなるという傾向がみられた。特に、15~19歳・女性は30.0%と、他の層より高かった。さらに、「ケータイ」での利用率が低いのは24~29歳・男性の20.0%で、逆に同層は「パソコン」での利用率が34.0%と他の層より高かった。若年層・女性においては、「ケータイ」での「オンラインゲーム」利用は、すでに「パソコン」での利用を越えているという結果となった。

◆ 10代は「職場・学校・教室(習い事)」にいてもケータイゲームをしている
 ケータイゲームをしている場所・場面を聞いたデータをもとに、サンプル全体から分析した結果、15~19歳の若年層の3人に1人が「職場・学校・教室(習い事)」でケータイゲームをしていることがわかった。ちなみに、他の年代の「職場・学校・教室(習い事)」でのケータイゲーム利用は2割程度。






◆ 約3割が有料ケータイゲームの利用者、利用率が高いのは「売り切りタイプ」
 ケータイで利用しているゲームについて利用者に聞いたところ、「ゲームアプリのサイトなどに登録されている有料ゲーム」の利用率は30.7%であった。「有料ゲーム」の利用が最も高かったのは、20~24歳・男性の45.3%。無料ゲームの場合、「ゲームアプリのサイトに登録されている無料ゲーム」が57.4%、「携帯電話のサイト(SNSやモバゲータウン等)で楽しめる無料ゲーム」が39.9%であった。また、利用している有料ゲームのタイプでは、「売り切りタイプ」が54.1%と最も多く、次いで「ゲーム毎に支払う月々定額タイプ」が39.7%、「サイト内で様々なゲームが利用できる月々定額タイプ」が37.0%の順であった。

◆ 有料ケータイゲームの平均利用額は、「定額タイプ」の方が高い
 有料ケータイゲームの利用者に、この3ヶ月の間での月額の平均支払い金額を聞いたところ、全体では「売り切りタイプ」が385円/月、「定額タイプ」が505円/月であった。また、「売り切りタイプ」は女性(303円/月)より男性(430円/月)の方が、「定額タイプ」は男性(469円/月)より女性(546円/月)の方が、月額の平均支払い金額が高かった。

◆ 若年層ほどケータイゲームのクオリティにこだわっている
 ケータイゲームの利用者に満足度やその理由を聞いたところ、全体の6割が「いつでもどこでも楽しめる」(84.6%)、「気軽に短時間で遊べる」(64.7%)などの理由から「満足」と回答しているものの、「不満」(約2割)の理由には「利用料金が高い」(31.0%)、「ダウンロードや使用設定など手間がかかる」(30.0%)、「内容がつまらない」(22.0%)などが上位に挙げられていた。しかし、15~19歳の不満理由では、最も高い「内容がつまらない」(35.5%)や「表示や動作が遅い」(35.5%)に加えて、「ゲームの絵や画像がきれいでない」(32.3%)、「ゲームのクオリティが低い」(25.8%)といったクオリティに対する不満が上位となっていた。これら不満理由の割合は年齢が若い層ほど高くなっていた。

◆ やはり、有料ゲームの人気は「ロールプレイング」、他に男性「シミュレーション」、女性「パズル」
  有料ケータイゲームの利用者に現在利用しているゲームのジャンルを聞いたところ、全体で最も多かったのは「ロールプレイング」(41.1%)で、次いで「パズル」(34.9%)、「テーブルゲーム(ボード・カードゲーム含む)」(33.6%)の順。また、男性は「アクション」(31.2%)、女性は「パズル」(47.8%)が高かった。

◆ 今後、充実させてほしいケータイゲームのジャンル ....男性と女性のニーズの違い顕著
 利用意向のある・または現状では今後の利用意向はわからない人(サンプル全体の約8割)に、有料・無料関係なくケータイゲームで充実してほしいジャンルを聞いたところ、全体では「ロールプレイング」(44.1%)や「シミュレーション・育成」(35.8%)が上位であったが、男性の方は「アクション」(34.6%)や「野球・サッカー・ゴルフ」(37.0%)、女性の方は「脳トレ・学習・クイズ」(45.3%)や「パズル」(42.7%)など知能ゲームが高く、男性と女性のニーズの違いがよく表れていた。特に10・20代前半・女性になると「音楽ゲーム」に対する要望が、他の層より高かった。

□調査概要(クローズド調査)
○調査対象・・・15歳~29歳のケータイユーザー
○調査地域・・・全国
○調査期間・・・2007年11月07日~2007年11月09日
○回答サンプル数・・・NTTドコモ54.7%、au34.0%、ソフトバンク11.3%
 年代;15歳~19歳200名、20歳~24歳200名、25歳~29歳200名
 性別;男性50%、女性50%(均等割付)

□ 調査結果データ
本調査結果のローデータ(CSV形式)を1万円(税別)にて販売いたします。
ご希望の方は、下記担当までお申し込み、またはお問い合わせください。

ネットエイジアモバイルリサーチ(リンク)会員機種カテゴリー(一部紹介)
★ワンセグケータイ保有・・・合計13,739
キャリア別内訳:「NTTドコモ」・・・3,713 「au」・・・6,766  「ソフトバンク」・・・3,260
※機種、機能指定(性別、年代、地域別等)によるモバイルリサーチ実施が可能です。
 詳しくはお問い合わせください。

<本件についてのお問い合わせ>
マーケティング事業本部 担当:榊原(サカキバラ)
リンク
Tel: 03-3589-3255   Fax: 03-3589-3256 mobile-press@netasia.co.jp

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