日本ユニシスとエンプレックス 中規模CRMパッケージソフトウェア『eMplex CRM』によるソリューション提供で業務提携

― 販売代理店契約の締結と新開発ソリューションの販売開始 ―

エンプレックス株式会社 2007年11月13日 11時00分

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)とエンプレックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沢登 秀明、以下 エンプレックス)は、エンプレックスの統合型CRMパッケージソフトウェア『eMplex CRM』を使用した中堅企業向けマーケティングソリューションの開発・提供について業務提携しました。

日本ユニシスはエンプレックスのコンサルティング/SI(システムインテグレーション)パートナーとなり、一方、エンプレックスは日本ユニシスから専任エンジニアを受け入れ、両社共同で『eMplex CRM』をベースにコンタクトセンター機能を拡張したテンプレート製品『UNIVERSALCRM(R) Application Template Powered by eMplex CRM』を開発、販売開始します。

中堅企業のなかでも、コスト削減から売上拡大を進め、そして新規事業機会創造といった成長局面へと転換しつつある企業では、自社製品の機能や価格競争力の強化に加えて、顧客対応の品質向上による差別化戦略展開のニーズが非常に高まっています。

このたびの業務提携ではこれらの市場に照準を当て、日本ユニシスが提供する高度なシステムインテグレーション力と、大規模コンタクトセンターシステムの構築ノウハウを利用して、中規模CRMパッケージソフトウェア『eMplex CRM』製品に日本ユニシス独自の付加価値を与えて提供します。

そのため中規模向けソリューションながら、マーケティング、セールス、カスタマーサポートの各部門を横断した顧客情報基盤機能と、マルチチャネル(注1)、マルチサイト(注2)、マルチスキル(注3)など本格的なコンタクトセンターの運用に対応できる拡張機能を備えることにより、顧客対応の品質向上、提案機会の増加などを通じて顧客満足度を向上させ、利益につなげることが可能になります。

業務提携によって、お客さまへ提供できるサービスの特徴は以下のとおりです。

1.広い統合範囲と本格的コンタクトセンター機能
EC、Webマーケティングからコンタクトセンター、SFAまで複数部門で使える統合型パッケージです。日本ユニシスの大規模センターでの知識と経験により、コンタクトセンター業務に高機能を付加できます。
 *EC:(Electronic Commerce)電子商取引
 *SFA:(Sales Force Automation)顧客データベースを活用し、営業活動のシステム化を行い、引き合いから受注までの生産性向上を支援することです。

2.戦略に合わせ、柔軟にカスタマイズ、インテグレーションが可能
コンタクトセンター業務には、お客さま独自の経営戦略に基づくカスタマイズは必須です。また他のソリューションとのインテグレーションにも、日本ユニシスの経験が威力を発揮します。

3.日本ユニシスのCTI(注4) Basic Templateとのインタフェース
アバイア PBXの機能を拡張し、データベースルーティングやリアルタイムレポートなどの機能を提供します。

 *アバイア PBX:(Private Branch eXchange)構内交換機
 日本ユニシスは、日本アバイア株式会社のストラテジック・アライアンス・パートナーとして、お客様のさまざまなニーズに応じたインテリジェント・コミュニケーション・システムの構築を実現しています。

 *データベースルーティング:
 顧客情報データベースを参照して、お客さまや用件に最適な知識を持つオペレータに電話をつなぐ機能。

 *リアルタイムレポート:
 コンタクトセンターのオペレータが、現在どのような作業をしているかを集中管理画面でモニターする機能など

今回の業務提携によって日本ユニシスとエンプレックスは、今後とも相互の技術支援や製品開発、マーケティング活動における業務提携を通じてCRMソリューションの拡販を進めていきます。

 日本ユニシスが販売する『UNIVERSALCRM(R) Application Template Powered by eMplex CRM』の価格は、コンタクトセンター30席規模(ハードウェア、ソフトウェア、PBXを含む一式)で5,000万円(消費税別)からとなっています。ただし、カスタマイズ料金は含みません。

以 上


■エンプレックス株式会社について リンク
エンプレックスは、ECサイト、Web、コールセンター、営業活動などあらゆるチャネルにおいて企業とお客様との「関係」を最適化する、統合型CRMパッケージ『eMplex CRM』シリーズを提供しております。『eMplex CRM』シリーズには、マーケティング志向、国内CRM市場特性との親和性及びマニュアルレスに着目した開発コンセプト、機能ごとのモジュール提供とモジュール間の強力な連携による段階的拡張の実現といった特長があります。
BtoB、BtoCの双方に対応する『eMplex CRM』シリーズは、約300社の導入実績があり、マーケティング戦略に具体的な数字としての結果につながるCRM活動に貢献しています。

■展示・実演のご案内
第8回コールセンター/CRM デモ&コンファレンス
*日 時 : 2007年11月15日(木)~16(金) 10:00~17:30
*場 所 : 池袋サンシャインシティ・文化会館
*ワークショップ : 11月15日(木)13:00~13:30 【B3セッション】
*主 催 : リックテレコム・CMPビジネスメディア、リンク
日本ユニシスは、「第8回コールセンター/CRM デモ&コンファレンス」にて、『UNIVERSALCRM Application Template Powered by eMplex CRM』のデモンストレーションを予定
しています。



*UNIVERSALCRMは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
*eMplex CRMは、エンプレックス株式会社の登録商標です。
*アバイアは、Avaya Inc.の登録商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


<お客様からのお問い合わせ>
リンク


<報道関係問い合わせ窓口>
日本ユニシス(株)広報部 報道グループ 石崎 美佳 
電話:03-5546-7404 E-mail:i-box@unisys.co.jp

エンプレックス(株)コーポレートコミュニケーション部 清水 響子
電話: 03-5568-7331  E-mail: info@emplex.co.jp

用語解説

注1:マルチチャネル
電話、Eメール、Web、FAXなど顧客とのコミュニケーションチャネルが複数あることです。

注2:マルチサイト
  コンタクトセンターの所在地が物理的に分散していることです。
 
注3:マルチスキル
   コンタクトセンターのオペレータのスキルごとにグループ管理することです。

注4:CTI
Computer Telephony Integrationの略で、電話交換機とコンピュータシステムを接続する技術です。

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