SPSS、分析資産の管理、自動化に最適なプロセス構築ソリューション「PES 3.0」出荷

~分析の資産管理、自動化とプロセス管理、結果の展開の機能強化、投資収益率を一層向上へ~

エス・ピー・エス・エス株式会社 2007年10月23日 09時40分

 Predictive Analyticsを提唱するエス・ピー・エス・エス株式会社(以下、SPSS Japan)は、分析資産の管理、自動化を最適化するプロセス構築ソリューションの新バージョン「SPSS Predictive Enterprise Services(TM) 3.0」(以下、PES 3.0)の出荷を10月25日から開始することになりましたので、お知らせします。「PES 3.0」では、コンテンツ管理機能を強化して分析資産のセキュリティ保護および監査制御を実現したことに加え、自動化とプロセス管理機能の改良により分析資産の一貫性の徹底、分析に関する生産性や精度の向上を図っています。また、レポート機能の統合やWebベースの新GUIの採用など企業の各ポジジョン(階層)で行なわれる意思決定に必要な結果を提供する柔軟性の高い展開オプションが取り揃えられています。
 「PES 3.0」は、SPSS Japanの直販とビジネスパートナーの販売により、初年度に20社での稼動を目指します。

 企業内で一般に使用されているワードやエクセルで作成されるデータには、ビジネス文書や売上実績の集計表などがあり、同様の目的であっても部署によっては異なった書式のものを使用していることがあります。これはデータの作成者が複数であったり、特別な要件に対応するために起きる現象といえますが、企業内で使用されている文書や集計表の管理を一元化し、特別な要件に対応するため若干の手直しだけで使用できると作業効率が改善され、データ資産にも無駄がなくなります。
分析資産にも同じことが言え、分析資産の一元的な管理、分析プロセスの自動化、解析結果の共有を実現することで、分析結果によって得られる最適な意思決定とビジネス成果はもとより、ユーザーの生産性の向上など大きな効果、改善、それらによる高い投資効果ををもたらします。 分析資産には、SPSS for Windows(R) のシンタックスや出力ファイル、Clementine(R) のストリーム、モデル、出力ファイル、モデルとモデリングプロセスの関連マニュアル、ShowCase(R) Suiteレポート、SAS(R) コード、ジョブ定義などがあり、これらを統合可能な分析環境で活用できるようにするものが「SPSS Predictive Enterprise Services(TM)」です。

 最新バージョンの「PES 3.0」では、分析による一層の投資収益率を高めるため、分析資産管理、分析の自動化とプロセス管理、分析結果の展開に必要な機能が強化されています。分析資産管理については、コンテンツ管理機能の強化により、分析資産のセキュリティ保護、および監査制御を実現しています。バージョンレベルに割り当てられるメタデータが増え、コンテキストの追加と監査能力が強化されました。また、有効期限を管理することで、オブジェクトの「新鮮度」を随時、確認できるようになっています。その際、「Predictive Enterprise View」を使用することで、すべての分析タスクのデータを 1つのビューから表示することができます。
分析の自動化とプロセス管理については、機能が改良され、生産性の向上、一貫性の徹底、精度の向上が図られました。高度なモデルライフサイクル管理機能を使用して、日常的なプロセスを簡単に自動化し、モデルの精度を高めます。カスタムスクリプト「Python」を使用することで、複雑なジョブを簡単に自動化でき、Web サービス機能を利用して既存のビジネス環境と統合することができます。
分析結果については、分析の元になったデータが異なるアプリケーション(単独、複数)であっても統合されたレポート機能により効果的な測定と監視を行うことができます。また、新GUIは、Webベースでカスタマイズ可能となっており、わかりやすいレイアウト、フォームにデザインして、レポートを作成、出力することができます。

 なお、「PES 3.0」の製品概要は、次のとおりです。
以 上

<「SPSS Predictive Enterprise Services(TM) 3.0」の製品概要>
■製 品 名:「SPSS Predictive Enterprise Services(TM) 3.0」
■標準価格(税別):システム構成により異なる要問い合わせ
■販売計画:20社
■販売形態:SPSSによる直販とビジネスパートナーによる販売
■新 機 能:
【分析資産管理】
・バージョン レベルに割り当てられるメタデータが増え、コンテキストの追加と監査能力が強化されました。
・有効期限を管理することで、オブジェクトの「新鮮度」を管理できるようになりました。
・「Predictive Enterprise View」により、すべての分析タスクのデータを 1つの一貫したビューから表示できます。
【分析の自動化とプロセス管理】
・高度なモデルライフサイクル管理機能を使用して、日常的なプロセスを簡単に自動化し、モデルの精度を高めることができます。 警告、および事前通知機能の強化に伴い、アナリスト、ビジネスユーザーは常に最新の分析結果を把握できるようになりました。消費者/パブリッシャー主導の警告、ジョブ レベル、およびジョブ ステップ レベルでのジョブ ステータス警告、カスタマイズ可能な HTML 警告テンプレート、動的に生成される警告配布リストなどが付属しています。
・Web サービス機能を利用して既存のビジネス環境との統合を強化する機能があります。
・Python のカスタムスクリプトをサポートしているため、複雑なジョブを簡単に自動化できます。
【分析結果の展開】
・レポート機能の統合により、分析結果の効果的な測定と監視が行なえます。
・カスタマイズ可能なブラウザベースの新しいインターフェイスにより、ユーザーはこれまで以上に分析結果が得やすくなっています。
・アプリケーションサーバーのサポート強化したことにより、企業システムとの互換性、統合性が向上しました。
以 上

■SPSSについて
SPSS Inc.(NASDAQ - SPSS)はPredictive Analyticsソフトウェアおよびソリューション提供のリーディング・カンパニーです。Predictive Analyticsは現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すように、データを戦略的で有効なアクションにつなげることを言います。民間企業、大学、公共機関など25万以上の団体がSPSSテクノロジーを活用し、増収、コスト削減、プロセス改善、不正の発見と防止などに取り組んでいます。Fortuneトップ1000にランクされる企業のうち95%以上がSPSSユーザーです。SPSSは1968年に設立され、米国イリノイ州シカゴに本社をおいています。
 詳しくはWebサイトをご覧ください。
 SPSS Inc.: www.spss.com / SPSS Japan: www.spss.co.jp

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

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