SPSS、「SPSS Marketing Executive Seminar」を12月に開催

~成功する顧客関係のマネジメントに向け、戦略シナリオに求められる指標や分析モデル、問題定義の仕方、仮説の立て方を再チェックし成功する顧客関係のマネジメント探る~

エス・ピー・エス・エス株式会社 2007年10月11日 09時30分

 Predictive Analyticsを提唱するエス・ピー・エス・エス株式会社(以下 SPSS Japan)は、「顧客関係構築のシナリオ -分析と戦略をどうリンクさせるか-」と題したマーケティング・エグゼクティブ向けの「SPSS Marketing Executive Seminar(以下 MES)」を12月7日(金)に泉ガーデンコンファレンスセンターボードルーム(東京・六本木)で開催することになりましたので、お知らせします。
 講師は、マーケティング・マネジメント、サービス・マネジメントを専門分野として積極的な研究活動を続けている明治学院大学経済学部経営学科准教授の小野譲司 氏。企業にとって重要な課題の一つである顧客関係構築について、理論的に説明できる現実とできない現実があることを予め確認した上で、顧客関係構築のための戦略シナリオに求められる指標や分析モデルについて議論すると共に、問題の定義の仕方、仮説の立て方を再チェックし、成功する顧客関係のマネジメントについての洞察を深めます。
 受講対象者は、顧客データの収集、分析、活用に携わっている方、顧客主導のマーケティング戦略の実務に携わっている方、顧客データの分析手法についてある程度の知識やスキルがあり、それらを全体的に整理したい方。受講料は31,500円(税込)、定員は36名です。

 Webによるアンケートやコンタクトセンターに寄せられる情報などにより顧客情報を収集する環境は飛躍的に改善され、最新鋭、最先端のハードウェア、ソフトウェアの登場により膨大な顧客情報を活用する環境が整ったにもかかわらず、顧客関係構築に成功した例は、余り多く聞かれないのが実情です。これは、顧客情報が「生もの」であり、常に同じ状態で保てないこと、そのために理論的に説明できる現実とできない現実を生み出しているためであり、通常は、説明できない現実を無視したり、力ずくで理論の中に収めて戦略シナリオを組み上げ、実践していることが原因の一つと考えられます。
 この結果、理論的に導き出されたはずの「顧客満足→ロイヤルティ→リピート(再購入)→利益」という連鎖が現実の世界では必ずしも一般的ではない、といった論点を生み出すことにもなっています。そこで今回のMESでは、段階を踏んで、指標や分析モデルを使って現状の顧客関係を診断、把握する、顧客満足や顧客資産など関連する代表的な研究知見から顧客関係構築について理論的に説明できる現実とできない現実を認識する、実際に展開された顧客関係構築の戦略シナリオとそこに使用された指標や分析モデルの研究について学習し、成功する顧客関係のマネジメント手法を探り出します。

 本セミナーの概要につきましては、以下の通りです。
以 上

■SPSS Marketing Executive Seminarの開催概要
[テーマ] 顧客関係構築のシナリオ -分析と戦略をどうリンクさせるか-
[日 時] 2007年12月7日(金) 10:00-16:45
※セミナー終了後17:00より講師および参加者と情報交換いただくための懇親会(無料)を開催します。
[会 場] 泉ガーデンコンファレンスセンター ボードルーム
住所:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー4階
地図=リンク
[定 員] 36名
※定員となり次第、締め切りさせていただきます。
[受講料] 31,500円 (税込)
※本セミナーは講義形式であり、PC操作はございません。
[対象者]
・顧客データの収集、分析、活用に携わっている方、顧客主導のマーケティング戦略の実務に携わっている方
・顧客データの分析手法についてある程度の知識やスキルがあり、それらを全体的に整理したい方
・今後、自社でも顧客関係の一層の強化を図りたいと考えている方
[活用製品] 本セミナーは下記製品を活用した講義を予定しています。
・SPSS Base
・Amos
[講義アウトライン]
I. はじめに
1. 理想,現実,神話そして理論
2. 顧客関係構築に対する視点
3. セミナーのねらい
II. 顧客満足のマネジメント
1. 顧客価値の定義
2. 顧客満足モデル
3. 顧客満足の分析モデルをどう組み立てるか
III. 顧客資産のマネジメント
1. 優良客とは誰か
2. 顧客資産最大化のシナリオ
3. 囲い込みと使い分けのせめぎ合い
4. 顧客のライフサイクルとポートフォリオ
IV. 新しい分析枠組みの可能性
1. 顧客関係マネジメントの再点検
・戦略オプションの整理
・サービスドミナントロジック
・戦略,戦術そして組織
2. あなたの問題は何か
※講義内容は当日の進捗状況により変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
[お問い合わせ先]
エス・ピー・エス・エス株式会社 セミナー事務局
TEL : 03-5466-5511
FAX : 03-5466-5621
Email : jpseminar@spss.com
[お申し込みURL]
リンク

■講演者プロフィール
小野譲司(おの じょうじ)
■略歴
明治大学商学部卒業(1992)。
明治大学大学院商学研究科博士前期課程修了(1994)。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程単位取得(1998)、博士(経営学)を取得(2000)。
早稲田大学アジア太平洋研究センター助手(1998-2000)。
明治学院大学経済学部経営学科専任講師(2001)、助教授(2004)を経て、2007年より現職。
■専門分野
マーケティング・マネジメント
サービス・マネジメント
■論文・著書
・「顧客関係構築のロードマップ:研究展望」(『慶應経営論集』第24巻第1号、慶應義塾経営管理学会、2007年3月)
・「検証:プロフィットチェーン-顧客関係構築のシナリオをどう描くか」(『一橋ビジネスレビュー』、東洋経済新報社、2006年夏号(54巻1号)。)
・『顧客ロイヤルティの時代』共著書(同文館、2004年)
・『顧客資産のマネジメント:カスタマー・エクイティの構築』共 監訳(ダイヤモンド社、2002年)
・『マーケティング革新の時代①顧客創造』共著(有斐閣、1998年)ほか。
以 上

<SPSSについて>
 SPSS Inc.(NASDAQ - SPSS)はPredictive Analyticsソフトウェアおよびソリューション提供のリーディング・カンパニーです。Predictive Analyticsは現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すように、データを戦略的で有効なアクションにつなげることを言います。民間企業、大学、公共機関など25万以上の団体がSPSSテクノロジーを活用し、増収、コスト削減、プロセス改善、不正の発見と防止などに取り組んでいます。Fortuneトップ1000にランクされる企業のうち95%以上がSPSSユーザーです。SPSSは1968年に設立され、米国イリノイ州シカゴに本社をおいています。
 詳しくはWebサイトをご覧ください。
SPSS Inc.: www.spss.com / SPSS Japan: www.spss.co.jp

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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