社内SNSに関する調査報告書(第一回)

■概要
株式会社Beat Communication(本社:東京都港区、代表取締役:村井 亮)は、自社製品を導入して社内SNSを運営している企業に対して、社内SNS利用の実態を調査する目的で「社内SNSアンケート」を実施した。

その結果、社内SNSを導入することによって社内のコミュニケーションが円滑になる傾向が明確になり、比較的大規模な組織でより有効に活用できることがわかった。

本レポートでは企業情報秘匿のため、量的分析のための具体的な数値は一部しか公開していない。しかし話題にはなりながら実態がなかなか知られない社内SNSについての導入例を報告し、本レポートが今後社内SNSの導入を検討してる組織の現状把握の参考になることを目的としている。本レポート結果は二回(10月9日、10月15日)にわけて公開される予定。尚、今回の調査では社内コミュニケーションにおけるより正確な情報を得るため、「内定者のSNS」や「OB、OG囲い込みのためのSNS」は調査対象から除外した。


■詳細
1.調査概要
1.1 調査対象
    弊社製品を導入・使用している企業のSNS運営担当者
1.2 調査目的
    社内SNS利用の実態調査
1.3 質問数
    10問
1.4 質問内容
    1. 事業内容
    2. 導入してからの期間
    3. 社内での使用人数
    4. 全社員に対する登録ユーザの割合
    5. 平均的ユーザのアクセス頻度
    6. 導入後の効果(複数回答)
    7. よく活用している機能(複数回答)
    8. SNSで困ったこと(自由回答)
    9. 社内SNSのファシリテータ存否
   10. 社内SNSの招待形式
1.5 有効サンプル数
    非公開
1.6 調査機関
    株式会社Beat Communication
1.7 実施方法
    アンケート用紙回答法
1.8 有効回答率
    非公開
1.9 調査期間
    2007.8.27~2007.9.20

2.アンケート結果
2.1 導入してからの期間
質問2では、弊社製品を導入してからの期間を一答形式で尋ねた。導入してからの期間は、1年以上が45%を占めた。社内SNSが注目を集め始めたのが近年であることからも、導入してからの期間は比較的短い傾向がある。

2.2 社内での使用人数
質問3では、社内SNSの使用人数を一答形式で尋ねた。弊社製品を利用して運営されている社内SNSは、比較的使用人数の大きな企業による運営である傾向がみられ、500人以上で運営されている企業が全体の65%以上を占め1000人以上に関しては42%以上であった。

2.3 登録ユーザの割合
質問4では、全社員に占める登録ユーザの割合を一答形式で訪ねた。50%以上の社員が社内SNSの登録ユーザとなっている企業が、全回答の四分の三を超える。つまり社員の多くが社内SNSのユーザになっている企業が多い、という傾向がある。後に触れるが、社内SNSへの登録はいわゆる「強制登録」であるとの回答は少なかったため、社員の自発的参加が多いことがわかった。一方で社内SNSを構築した後に登録ユーザが30%以下と、登録ユーザの少ない企業もあるが全体の割合の12%未満で、10%以下と回答した企業はなかった。

2.4 平均的ユーザのアクセス頻度
質問5では、平均的なユーザのアクセス頻度を一答形式で尋ねた。平均的ユーザは、35%を超える企業ではほぼ毎日アクセスしていること、そしてすべての回答でユーザーが少なくとも一週間に一回程度はアクセスしてることがわかり、社内のコミュニケーションが活性化されていることがわかる。

2.5 導入後の効果
質問6では、導入してどのような効果があったかを複数回答形式で尋ねた。導入後の効果として、90%前後の企業から「知識や情報の共有に役立った」「社内のコミュニケーションが活性化した」との回答を得ている。また、「風通しが良くなった」という回答は約70%以上、情報の地域間格差がなくなったという回答は約40%以上、「SOX法対策になったとの回答は30%以上、「業務の効率化が進んだ」「時間が短縮されることになった」「人間関係の再構築に役立った」との回答は10%以上の企業から寄せられた。

2.6 よく活用している機能
質問7では、よく活用している機能を自由回答形式で尋ねた。回答は以下の順で1位がコミュニティ、2位が日記、3位がQ&Aでその後にアンケート、社内wiki機能などが続いた。上記の導入後の効果として「知識や情報の共有に役立った」「社内のコミュニケーションが活性化した」「風通しが良くなった」ことを裏付けている。

2.7 社内SNSにファシリテータはいるか
質問9で、社内SNSにファシリテータ(促進者)がいるかどうかを一答形式で尋ねた。ファシリテータのいる企業が55%以上を占めることがわかった。

2.8 招待制か強制登録か
質問10で、社内SNSへの登録は「招待制」か「強制登録」かを一答形式で尋ねた。回答を得たうちで56%の企業では招待制を採用していることがわかった。又、強制登録を採用している企業は四分の一未満であった。

尚、社内SNSに関する調査報告書(第二回)10月15日リリース予定では今回収集されたデータを元に分析の調査結果を発表したいと思います。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

【株式会社Beat Communication 会社概要】
所在地: 〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-28 AXIA青山906
設 立: 2004年1月6日
資本金: 35,000,000円
代表者: 代表取締役 村井 亮
U R L : リンク

ソーシャルネットワークを通じてさまざまなライフスタイルを提案する会社。
社内SNS「Beat Office」、クローズド型SNS「Beat Pro」、オープン型SNS
「Beat Media」、内定者のSNS「Beat Recruit」など、数々の今迄になかった
新しいSNSパッケージを手掛けてきている。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社Beat Communication
調査担当者: 浅見
T E L   : 03-5411-3034
F A X   : 03-5411-3227
E-Mai  l: press@beat.co.jp

※本広報資料の転送/引用は、ご自由にご利用下さい。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]