GMO VenturePartners株式会社、Second Life等「仮想世界」関連ベンチャー企業への投資育成に特化した「仮想世界ファンド」設立 第一号案件として「株式会社マグスル」への出資決定

2007年10月3日
報道関係者各位

GMO VenturePartners株式会社
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GMO VenturePartners株式会社、Second Life等
「仮想世界」関連ベンチャー企業への投資育成に特化した「仮想世界ファンド」設立
第一号案件として「株式会社マグスル」への出資決定
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 GMOインターネットグループでベンチャー投資・インキュベーション事業を行
う、GMO Venture Partners株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:
熊谷正寿 以下、GMO-VP)は、仮想世界関連の技術やサービスに関わるベンチ
ャー企業のビジネス化と成長を支援するファンド「仮想世界ファンド投資事業
組合」(以下、仮想世界ファンド)を9月20日に設立いたしました。

 また、投資案件第一号として、Second Lifeをはじめとする仮想世界の日本市
場におけるリーディングカンパニーとして、ポータルサイト、都市開発、建設、
広告、金融サービス等の事業を展開する株式会社マグスル(本 社:東京都江戸
川区 代表取締役:新谷 卓也 以下、マグスル)が実施した第三者割当増資の
引受をいたします。

                  ◆ ◆ ◆

【「仮想世界ファンド」について】
 「仮想世界ファンド」は、仮想世界関連の技術やサービスに関して独自の技術・
事業モデルを持ち、これからの仮想世界分野の10年を担うベンチャー企業を投
資対象としています。
 投資対象は、下記の3層に分けた区分で、中央に位置するイネープラー層を中心
に投資活動を展開してまいります。
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プレイヤー:仮想世界上でビジネスを展開(広告、採用、コンテンツ販売、不動
       産開発)する「仮想世界参加者」

イネーブラー:仮想世界参加者のビジネス展開を支援する「参入支援」「広告
       代理」「運営代行」等「仮想世界参加者支援業」

プラットフォーマー:Second Lifeを運営する米リンデンラボ社、スプリューム
          社等「仮想世界の運営業」
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(※1)プラットフォームとしては、Second life以外にも全世界の約60の仮想世
界プラットフォームを調査、評価しています。

注釈※1の、プラットフォーマー等の3層についてのイメージ図は、
下記URLをご参照ください。
URL:リンク


【株式会社マグスルについて】
 株式会社マグスル(2007年7月、株式会社ジップサービスより分離独立)は、
仮想世界への進出・参入支援業大手として、Second Life内に400万平米を超える
仮想の日本人居住区「マグスル東京」等を建設、所有し、日本テレビ、東芝、
サントリー、HIS、サイバーエージェント他500以上のテナントを持つ日本最大級
の大家となっています。このように、Second Lifeでの事業展開は既に実験段階
を抜け出して、コミュニティ規模、経済活動規模は一定規模の業績に達していま
す。
 早期から大手広告代理店とのパートナー関係を構築し、仮想都市開発に加え仮
想世界内メディアとしての展開も進めていることから、GMO-VPは、マグスルが今
後仮想世界業界の台風の目になると評価し、仮想世界ファンドにてこの度10月5日
にマグスルが実施した第三者割当増資の引受を行います。マイノリティ株主とし
て、事業や資本政策、その他、多方面からの支援を行い、マグスルの事業展開の
加速を目指します。

【仮想世界ファンド投資事業組合設立の経緯】
 GMO-VPは2005年からブログビジネスファンド(ファンド総額約10億円)でテー
マ特化型ファンドの運営を開始し、現時点で投資先2社が上場するなど、特化型
ファンドにおける実績を残してきました。
 昨年後半から、インターネットユーザーの中でSecond Lifeが話題になり始め
たことで、この分野に対するリサーチを開始し、本年はSecond Life Fund Project、
ビジネスコンテスト等を行うことでさらなる調査を進めてきました。また、世界
のおよそ60の仮想世界を調査する上で、調査の一環としてGMO-VPより仮想世界専
門員を置き、仮想世界市場に関わる相当数の人物、企業と接触をいたしました。
その結果、Second Lifeだけに限らず、仮想世界全般という視点で、巨大なポテ
ンシャルがあることを認識し、専用ファンド設立の本格検討を開始しました。

 また、GMOインターネットグループはサーバーホスティングの強みを持ってお
り、仮想世界はいずれホスティングビジネスになるとの予測から、グループとの
シナジーも期待できると共に、仮想世界ブームの影でマネタイズ力の高いベン
チャーを複数発見いたしましたので、この度、仮想世界ファンドの設立に至りま
した。

※コミュニティの変遷の参考図につきましては、下記URLをご参照ください。
URL:リンク

【仮想世界ファンド投資事業組合・会社概要】

<ファンド要項>
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名 称      : 仮想世界ファンド投資事業組合
ファンド運営期間 : 6年間
ファンド募集期間 : 2007年10月~2008年5月末
           ※セカンドクローズについてはお問い合わせ下さい。
募集予定金額   : 上限1億円
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【報道関係お問い合わせ先】
◆GMO Venture Partners株式会社 塩田
TEL:03-5458-8663 FAX:03-3780-2611
E-mail:shiota@gmo-vp.com
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◆GMOインターネット株式会社
社長室 グループ広報チーム 細田・石井
TEL:03-5456-2695  FAX:03-3780-2611
E-mail:pr@gmo.jp
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【GMO Venture Partners株式会社 会社概要】
会社名 GMO Venture Partners株式会社 < リンク >
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役社長 熊谷 正寿
事業内容  ■国内外の上場、未上場の IT系ベンチャー企業への投資、
        事業拡大支援、企業価値向上支援事業等
      ■運用ファンド
       ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合 等、
       総額約22億円
      ■主な投資先
       フルスピード(東証マザーズ)、ネクスト(東証マザーズ)、
       アクセルマーク、ウェブシャーク、Jetrunテクノロジ、
       スカイアーク、字幕.in、ANY、ACCESSPORT等25社
資本金 2億1,000万円
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【GMOインターネット株式会社 会社概要】
会社名 GMOインターネット株式会社
(東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役会長兼社長 熊谷 正寿
事業内容  ■インターネット活用支援事業(ネットインフラ事業)
        ■インターネット集客支援事業(ネットメディア事業)
資本金 96億5,175万円
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以上

■ GMO INTERNET GROUP ■ www.gmo.jp/

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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