カメラ付き携帯電話が独占するイメージセンサ市場

米国の調査会社インスタット社によると、2006年のイメージセンサ市場は、主にカメラ付き携帯電話という一つのアプリケーションによって力強く成長し、2006年のカメラ付き携帯電話向けイメージセンサの出荷は、イメージセンサの3/4以上を占め、CMOSセンサがCCDの出荷を独占したという。

2006年のイメージセンサ市場は、主にカメラ付き携帯電話という一つのアプリケーションによって力強く成長したと、米国調査会社インスタット社は報告する。2006年のカメラ付き携帯電話向けイメージセンサの出荷は、イメージセンサの3/4以上を占め、CMOSセンサがCCDの出荷を独占した。

「2006年に、CMOSは従来CCDに独占されてきたデジタルスチールカメラとカムコーダ市場に進出した。CCDはカメラ市場の中核をなすコンパクトカメラを独占しているが、急速に成長しているデジタル一眼レフ(DSLR)市場は、独自のCMOSセンサを使用するCanonを初めとして、CMOSセンサに移行しつつある」とインスタット社のアナリストBrian O'Rourke氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 2006年、CMOSセンサはイメージセンサ出荷数の約80%のシェアを占めた
■ CCDセンサは、デジタルスチールカメラ、防犯カメラ、カムコーダに強い
■ デュアルモードのカメラ付き携帯電話は、アジアと欧州の3G無線加入者に高い人気がある

インスタット社の調査レポート「イメージセンサ市場調査 2007年:アプリケーション別市場と予測、メーカー情報 - Image Sensors 2007: CMOS Is Everywhere in Worldwide Market」は、2006年のイメージセンサ市場を完全に概観し、2011年までの毎年の出荷数を予測している。2004年までさかのぼった出荷数も記載している。全てのアプリケーション毎に、リニアイメージセンサ(一次元)とエリアイメージセンサ(二次元)の両方について、CCD、CMOS、CIS出荷数のシェアを1年頃に予測し、主要なイメージセンササプライヤのプロフィールも提供する。著者であるインスタット社のアナリストBrian O'Rourke氏などによる、半導体やエレクトロニクス産業についての技術や市場トピックスに関するコンサルティングサービスも提供している。

[調査レポート]
イメージセンサ市場調査 2007年:アプリケーション別市場と予測、メーカー情報
Image Sensors 2007: CMOS Is Everywhere in Worldwide Market
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