駒澤大学、過去6年間でミラポイントの安定性を実感 再び、同社最新モデルでメールシステムの大規模拡張に臨む

IMAP4の導入を見据え、ユーザ当りのスプール容量を増強 「Mirapoint Message Server」「RazorGate」 が担う安全な学内コミュニケーション基盤

ミラポイントジャパン(株)とシーティーシー・エスピー(株)(以下CTCSP)は、学校法人駒澤大学が、全教職員・学生 約22,000名が使用するメールシステムの再構築で、メッセージアプライアンスサーバ「Mirapoint Message Server M5000」ならびにメールセキュリティアプライアンスサーバ「RazorGate 500」を採用し、本格稼働開始したことを発表いたします。

システムの導入・サポートは、CTCSPならびに伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下CTC)が担当しました。
新しいシステムでは、クラスタ構成により可用性を高め、アンチウィルス、アンチスパム、ならびにLDAP連携を強化して安全で管理が容易なメール基盤を実現しています。


駒澤大学は2001年までオープンソースの「sendmail」と汎用サーバ/OSを組み合わせたメールサーバを利用しており、学生を始めとするユーザの管理システムはNIS(Network Information Service)を使っていました。
しかしながら、全学のメールサーバは規模が大きく、複数台に分けて運用せざるを得なかったため、各メールサーバのハードウェアやOS、メールアプリケーションの管理に負担が掛かっており、負担を軽減するために新たなメールシステムへの移行を検討していました。
CTCグループも交え最適なメールシステムを検討した結果、メールサーバはアプライアンスサーバであるミラポイントに、ユーザ管理システムは統一したプロトコルでより先進的なユーザ管理を行うLDAPを利用したものに移行しました。
大学の特徴でもある学生の入学・卒業に際し、毎年全ユーザの25%のメールアカウントを削除・新設する要求に応えるため、ミラポイントとLDAPを連携させることで、ユーザの一元管理が可能になり、メールシステムの管理の負荷や複雑性が大きく軽減されました。


2001年、初めてミラポイント製品を導入した当時はユーザ1人あたりに30MB程度のディスクスペースを提供していましたが、ユーザ数、メール数、一通あたりのメールサイズなどの増加により、次第にディスク容量の増強が求められました。
また、2005年頃から、ユーザによっては受信メールの半分以上がスパムメールに占領され、サーバリソースが浪費されるなど、スパムの被害も深刻化し、これらの新たなる課題に取り組む必要性が出ていました。
そして、2006年、メールシステムの大幅拡張に関して、駒澤大学が継続してミラポイントを選んだ理由は、これらの要件に適うことはもちろん、過去6年間に経験したミラポイント製品の安定性と管理の容易さにあるとしています。

また、駒澤大学は24時間365日のサポート体制を提供するCTCグループとメーカであるミラポイントの関係も重要視しました。


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■新メールシステムの特長■
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(1)「Mirapoint Message Server 5000」(M5000) 合計4台と
    LDAP連携機能による3tier(スリーティア)構造
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ハードウェアのアップグレードにより、従来モデルに比べスループットを最大25%向上させ、最大1.7TBの内蔵ストレージを搭載可能な最新のメッセージサーバM5000合計4台で、2セットのクラスタを構成。
IMAP4の導入によるデータの集中管理を見据えて、ユーザ当りのスプール容量を従来の30BMから100MBに大幅に拡充しました。
また、優れたユーザ管理システム(LDAP)との連携を強みとするRazorGateとの併用でミラポイントの特長である3tier(3段階)構造(※)を実現しています。
尚、駒澤大学は、2006年4月時点で、「Mirapoint Message Server 5シリーズ」のハイエンドモデルM5000の第1号ユーザです。


(2)「Mirapoint RAPID Anti-Spam」による多言語に強いスパム対策
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97.0%のキャッチレート、0.0001%の誤検知率で定評のあるアンチスパムソリューション「Mirapoint RAPID Anti-Spam」およびアンチウィルス機能をRazorGate上で稼動。
マルチレイヤプロテクションにより、スパム/ウィルス対策機能を強化しています。


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■駒澤大学がミラポイントを選んだ理由と導入成果■
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(1)管理工数の軽減と、管理の容易性
-シングルベンダソリューションの安心感-
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メールサーバからメールセキュリティまで全てミラポイント製品でシステム構築することで管理工数の軽減を図ることができた。また、アプライアンスをコンセプトに持つミラポイント製品はハードウェアから、OS、ソフトウエアまで全てシングルベンダが提供しているので、万が一障害が発生した際も原因の切り分けが不要で信頼度が高い。 大学等の教育機関でIT管理者が不足する課題を解決できた。


(2) 冗長性が向上
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このミラポイントが提唱する「3tire構成(スリーティア)」と、メールゲートウェイおよびメールサーバを全てが2重化したことにより、限りなく99.999%(トリプルナイン)に近い連続稼動率が確保された。これにより、当初からの目標とされていた「学外との重要なコミュニケーションツールとしてのメッセージインフラの冗長性」が高いレベルで確保されたこととなった。


(3) スパムメールが大幅に減少
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毎日100件以上だったスパムが数件までに減少したユーザもあり、「RAPID Anti-Spam」を中核とするRazorGateのセキュリティ機能を高く評価


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■今回導入されたミラポイント製品の概要■
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◆「Mirapoint Message Server 5シリーズ」
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2006年に販売開始した新シリーズで、ハイエンドモデル「Mirapoint Message Server M5000」、ミッドレンジモデル「Mirapoint Message Server M500」、エントリーモデル「Mirapoint Message Server M50」の3機種があり、ハードウェアのアップグレードにより、従来モデルに比べて最大25%のスループットを向上しています。メッセージサーバに最適化した信頼性の高い専用OSの最新バージョン「MOS3.8」や冗長性の高いRAIDストレージを搭載。内蔵ストレージは最大1.7TBまで搭載でき、数百万規模のメッセージ/数千規模のメールフォルダにも対応可能です。


◆RazorGate
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メール配信サーバ(MTA:Message Transfer Agent)に、先進のスパム/ウィルス対策/コンテンツフィルタリングソリューションを統合するEメールセキュリティアプライアンスサーバです。ハイエンドモデル「RazorGate500」、ミッドレンジモデル「RazorGate350」、およびエントリーモデル「RazorGate100」の3機種があり、ユーザはクライアント数やセキュリティニーズに応じて各種セキュリティソリューションを選択することができます。


◆アンチスパムソリューション「Mirapoint RAPID Anti-Spam」
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言語に左右されず、独自アルゴリズムでメッセージの繰り返しパターンに基づくスパム分析を行います。世界中で発生するスパムのトラフィックパターンを基に常時600万以上のスパムDBを保持する「ディテクションセンタ」にメールを照会し、スパムらしさをリアルタイムに判定してスコアリング。世界のどこかで新種のスパムが発生した後、約2分でディテクションセンタのDBに登録されます。97.0%のキャッチレート、ほぼ0%(0.0001%)のフォールス・ポジティブ率(誤検知率)が実証されています。


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■シーティーシー・エスピー株式会社について
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CTCSPは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社です。1990年4月に設立されました。世界各国の企業とのパートナシップにもとづき、企業ネットワークおよびインターネットシステムに必要不可欠な製品およびソリューションを日本国内にご紹介しています。

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■ 米ミラポイント社/ミラポイントジャパン(株)について
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米ミラポイント社(Mirapoint Inc. 本社:米カリフォルニア州 サニーベール)は、1997年に設立され、企業、サービスプロバイダ、教育機関、および政府機関が利用するセキュアなメッセージングネットワークを実現するアプライアンスベースのソリューションのリーディングベンダであり、世界で1億1500 万以上のミラポイント製メールボックスが稼動しています。ミラポイントのアプライアンスサーバは、Eメールサーバ、ディレクトリサーバ、MTA、メールセキュリティなどを統合して提供するので、集中制御と管理性が高く、導入・運用コストを含むTCO(総所有コスト)に優れた“Secure Messaging Infrastructure”(安全なEメール基盤)を実現可能にします。
ミラポイントジャパン株式会社は、2000年4月 米ミラポイント社100%出資で設立された日本法人です。ミラポイントのメッセージングソリューションは、シーティーシー・エスピー(株)をはじめとする国内販売パートナーを通じて、日本国内の企業、ISP/ASP、教育機関、官公庁を中心に幅広く導入されています。

このプレスリリースの付帯情報

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用語解説

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※ 3tier構造:
メールサーバ(M5000)を中心としてInternet側とユーザ側にメールゲートウェイ(RazorGate 500)を設置し、メールのトラフィックを3段階に分け、処理する方法。直接メールサーバで送受信する方法に比べ、メールゲートウェイがユーザ管理システム(LDAP)と連携し、メールのトラフィックをユーザ情報に基づき動的に振り分けるため、メールサーバが異なっても受信用メールアドレスやメール配信サーバの設定を変更する必要が無く、加えてスパムメールやウィルスメールフィルタリングも同時に実施出来るため、メールシステムの維持管理コストに優れる。
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