アジア太平洋地域のWiMAXは堅調

米国調査会社インスタット社では、アジア太平洋地域の16カ国のWiMAX加入者総数は、2006年の27万というわずかな加入者数から、2012年には3143万に達すると予測している。

昨年のアジア太平洋地域でのWiMAXの普及が大きく躍進したのは、規制当局、オペレータ、そして市場を待ち望む機器ベンダの協力の賜物により、堅調な基盤が整ったからであると、米国調査会社インスタット社は報告する。アジア太平洋地域の16カ国のWiMAX加入者総数は、2006年の27万というわずかな加入者数から、2012年には3143万に達すると予測している。

「現在、家庭向けのブロードバンド普及率が非常に低い新興諸国の政府は、迅速にWiMAX寄りの規制の枠組みを築き上げた。しかし、限定的なネットワークカバレッジのやユーザー向けデバイスの不足などにより、WiMAX契約数は韓国の例で期待されたほどには増加しなかった」と、インスタット社のアナリストVictor Liu氏は言う。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ アジア太平洋地域のWiMAX市場は、2012年に80億USドルまで成長するだろう
■ モバイルWiMAXの韓国のバージョン(Wibroサービス)は6月に商業化された
■ WiMAXとWiMAXバックホールによるWiFiネットワーク設備に対するキャリアの支出は、2006年の3億9490万USドルから、2012年に29億890万USドルへと拡大するだろう

インスタット社の調査レポート「アジア太平洋地域のWiMAXサービス市場:国別市場概観と予測 - WiMAX in Asia/Pacific: A Well Laid Foundation for Prominent Future Growth」は、アジア太平洋地域のWiMAX市場を調査した。オーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、パキスタン、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナムの、アジア太平洋地域の16の国と地域の加入者数、収益、機器を国/地域毎に予測している。

[調査レポート]
アジア太平洋地域のWiMAXサービス市場:国別市場概観と予測
WiMAX in Asia/Pacific: A Well Laid Foundation for Prominent Future Growth
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