Wi-FiとZigBee対応のRabbitCoreモジュールを発表

有線から無線までのピンコンパチブルを実現し、幅広い用途に対応

ディジ インターナショナル株式会社(本社・渋谷区、根津嘉明代表)は、本日、ラビット ネットワークモジュール、RabbiCoreモジュールをWi-FiとZigBeeに対応させた「RCM4400W」および「RCM4510W」の2製品を発表します。

Wi-Fi/802.11ベースのコアモジュールであるRCM4400Wは、全世界でビジネス機器に浸透ししつつあるWi-Fiに対応するもので、ZigBee/802.15.4ベースのRCM4510Wは、低コスト、低消費電力のワイヤレスセンサネットワークをメリットに急成長しているZigBeeマーケットに対応した製品です。
 
これらのワイヤレスソリューションは、ライフサイクルの長い組込み製品に適応したプラットフォームで、容易にネットワーク化を可能にするラビット製品として開発されました。RCM4400WとRCM4510Wは、Rabbit4000マイクロプロセッサベースのRabbitCoreモジュール製品ファミリとピンコンパチブルであるため、カスタマーには、シリアルやイーサネット、ワイヤレスイーサネット/Wi-FiあるいはワイヤレスZigBee/802.15.4までの自由な選択肢が提供され、工業用制御、RTU(リモートターミナルユニット)、ビルオートメーションといったアプリケーションとの通信が容易に実現できます。
 
Wi-Fi/802.11コネクティビティを持ったRCM4400Wは、Rabbit4000マイクロプロセッサ(58.98MHz)をコアに、最大35のGPIOライン(6つのシリアルポートと共有)、ハードウェアDMA、クアドラチャデコーダ、PWM、最大4レベルの代替ピン機能などを搭載し、-20~+85℃の温度環境に対応しています。
 
一方、ZigBee/802.15.4コネクティビティを持つRCM4510Wは、MaxStreamのテクノロジーを採用、RabbitCoreに「XBee Series2」のZigBeeモジュールを搭載しています。マイクロプロセッサはRabbit4000(29.49MHz)で、最大49のGPIO(6シリアルポートと共有)、4チャネルアナログ入力、ハードウェアDMA、クアドラチャデコーダ、PWM、最大4レベルの代替ピン機能を搭載しています。温度条件は、-40~+85℃に対応しています。
 
両製品とも、他のすべてのRabbit4000ベースのRabbitCoreモジュールと電気的にピンコンパチブルであるため、エンジニアは、それぞれのシステム要求に応じてRabbitCoreモジュールを単に変更するだけで同じマザーボード上にさまざまなアプリケーションを対応させることができるようになります。

RCM4400WおよびRCM4510Wのモジュールの提供だけでなく、同時に開発キットの提供も行います。開発キットには、いずれかのワイヤレスのRabbitCore、開発ボード、即座に開発をスタートするために必要な数多くのサンプルやライブラリ、アクセサリを備えたDynamic C統合開発ソフトウェアの最新バージョンを同梱しています。
 
RCM4400W モジュールの価格は99ドル(100個の場合)、RCM4510Wは72ドル(100個)、開発キットはいずれも、期間限定特別価格199ドルで提供します。


社名 : ディジ インターナショナル株式会社
所在地 : 東京都渋谷区桜丘町22-14 NESビルS棟8F
     TEL 03-5428-0261  FAX 03-5428-0262
代 表 者 : 日本法人代表   根津 嘉明(カントリー マネージャ)
       ジョー・ダンズモア(代表取締役 兼 米国Digi International 社CEO)
設立 : 2001年3月1日
資本金 : 1,000万円
URL : リンク


■米国本社プロフィール
1985年に設立されたディジ・インターナショナル社は、米国ミネアポリスに本拠を持ち、あらゆるデバイスの接続やセキュアなマネジメントを行うためのビジネス向けデバイスネットワーキング、高い信頼性製品開発やテクノロジーを提供するリーディングカンパニーです。Rabbit、MaxStreamを含むエンタープライズソリューションにセルラー・ゲートウェイ、Wi-Fiデバイスサーバ、ビデオ/センサ製品、USB接続製品、ゼロクライアント、マルチポート・シリアル・アダプタ、シリアルサーバ、ネットワークプロセッサ、組込みモジュール、ZigBee製品があります。
Digi Internationalの詳細は、リンク

このプレスリリースの付帯情報

RCM4400W

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