2006年にケーブルセットトップボックス市場は新たな高みに

米国調査会社インスタット社の調査報告によると、ケーブルテレビセットトップボックスのメーカーは2006年に過去最高の売上げをあげたという。特に中国におけるケーブルセットトップボックスの大きな需要により、世界のデジタルケーブルセットトップボックスの出荷数は、2005年の1560万ユニットから2006年には2750万へと、大幅な増加をみせた。

世界中のケーブルオペレータが多くのデジタルケーブル新規加入者を獲得し、ケーブルテレビセットトップボックスのメーカーは2006年に過去最高の売上げをあげたと、米国調査会社インスタット社は報告する。特に中国におけるケーブルセットトップボックスの大きな需要によって、世界のデジタルケーブルセットトップボックスの出荷数は、2005年の1560万ユニットから大きく成長して2006年には2750万となった。

「インスタット社は、デジタルケーブルセットトップボックスの出荷数は、北米と中国の堅調な需要に支えられて2007年も引き続き好調だろうと考えている。しかし、2007年7月には、事実上ケーブルセットトップボックスへのセキュリティの統合を終結する、いわゆる‘7-07'宣言が発効する」とインスタット社のアナリストMike Paxton氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 中国のケーブルテレビ市場では、記録的なペースでデジタルケーブルセットトップボックスが普及している。中国のデジタルケーブルセットトップボックスの出荷数は2005年の220万から2006年に900万以上であった
■ ケーブルセットトップボックスの収益は、2005年に31億ドルから2006年には42億ドルと新記録を達成した
■ MotorolaとScientific Atlantaは、共にケーブルセットトップボックスの出荷数で新記録を達成し、この2社がトップメーカーの地位を占めた。しかし、世界市場におけるこの2社のシェアは、2005年の69%から2006年には49%まで減少し、北米以外の市場において、アジアやヨーロッパのセットトップボックスメーカーが新しいビジネスを確保した
■ ハイエンドのケーブルセットトップボックスが、北米市場の主要な市場牽引力である。ハードディスクプレーヤー機能(PVR 、Personal Video Recorder)やHD機能のあるセットトップボックスなどのハイエンド製品の出荷数は、2005年の600万から2006年には800万以上となった

インスタット社の調査レポート「ケーブルセットトップボックス市場:製品、市場、技術、半導体(BOM) - The Cable Set Top Box Market: Demand in China Drives Record Growth」は、世界のケーブルセットトップボックス市場を調査し、特に製造メーカー、市場、技術トレンド、半導体構成(content of the boxes)に注目した。デジタルセットトップボックスのBOM(Bill of Materials)の予測、2006年のケーブルセットトップボックスメーカーの市場シェア、2011年までの世界の出荷数と収益予測を掲載している。


[調査レポート]
ケーブルセットトップボックス市場:製品、市場、技術、半導体(BOM)
The Cable Set Top Box Market: Demand in China Drives Record Growth
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