車載デジタル半導体部品が自動車向けIC市場を増大

安全機能、環境規制も成長を牽引

米国の半導体専門調査会社であるICインサイツ社は調査レポート「ICマーケットドライバー2007年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査」において、世界の自動車向け半導体市場は、2006年の123億ドルから7%上昇して2007年には132億ドルに到達し、2010年には172億ドルに達するという予測を発表している。

音声応答型のテレマティックシステム、後方確認カメラ、iPod用などの音楽機器向けの補助ジャック、ブルートゥース無線接続などによって、自動車市場は多くのハイテクシステムや部品の成長が見込まれる市場となった。一方、政府の推し進める安全性や環境の規制によっても、自動車向けIC市場は成長している。

2007年8月以降に発売されるすべての乗用車と軽トラックにタイヤ圧センサを搭載するという米国の法律によって、今後5年間の需要は飛躍的に伸びるだろう。また、自動車がホストセンサやカメラ、光ファイバによって自動的に周囲の状況を確認することができる高度な安全システムが、半導体市場を押し上げるだろう。

米国の半導体専門調査会社であるICインサイツ社の調査レポート「ICマーケットドライバー2007年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査」によれば、世界の自動車向け半導体市場は、2006年の123億ドルから7%上昇して2007年には132億ドルに到達するだろう。2010年には、図1の示すように172億ドルに達すると予測される。

今日、最高級車に搭載されている半導体デバイスの価格は400-500ドルである。2006年型式の車に搭載された半導体の平均値は300ドルであるが、2010年には345ドルまで成長すると予測される。ハイブリッド車や電気自動車などの、よりハイエンドで環境にやさしい自動車の販売が伸びれば、2010年には自動車に搭載される半導体の平均額は500ドルに跳ね上がることも考えられる。


[調査レポートの詳細]
ICインサイツ社の調査レポート「ICマーケットドライバー2007年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査 - IC Market Drivers---A Study of Emerging and Major End-Use Applications Fueling Demand for Integrated Circuits」は、自動車向け半導体市場の詳細と予測を掲載している。2010年までのIC市場を推進するエンドユーズアプリケーションを特定している。


[レポート目次]
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[調査レポート]
ICマーケットドライバー2007年:IC市場における新興/主要エンドユーズアプリケーション調査
IC Market Drivers 2007
A Study of Emerging and Major End-Use Applications Fueling Demand for Integrated Circuits
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ICインサイツ社について
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このプレスリリースの付帯情報

[図1] 自動車向けIC市場予測 2005-2010年

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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