CSR、高音質, 低コストBluetoothヘッドセットを実現するBlueVOX-QFNを発表、eBOMを6ドルで

CSR は、ヘッドセット用新Bluetoothチップ、「BlueVOX-QFN」及び本チップ搭載のエグザンプル デザインを発表。

CSRのBlueVOX-QFNと他の必要なコンポーネントと合わせると、僅か6ドルの全電子部品コスト(eBOM: electronic Bill of Materials) でOEMメーカーはBluetoothモノラルヘッドセットの実現が可能。これにより、OEMは現在の数分の一のコストで、Bluetoothヘッドセットの製造が可能になります。BlueVox-QFNは、現在販売中で、BlueVOX-QFN搭載したヘッドセットは、2007年春に市場で販売される予定。

BlueVOX-QFNは、低コストの2層片面PCBの利用可能にする、市場で唯一入手可能なBluetoothヘッドセット用チップ。これによって、4層又は4層以上のPCBを必要とする他のソリューションと比べ、「総部品コストの低減」、「開発時間の短縮」、「製造工程の短縮化」の実現できる。

BlueVOX-QFNは、高性能のトランスミッタ(+5.5 dBm)と、高感度のレシーバ(-88 dBm)を搭載し、競合他社のBluetoothヘッドセット ソリューションに比べ、格段に優れたRFパフォーマンスを提供。これらの性能は携帯電話とBlueVOX-QFNチップを使ったヘッドセットをBluetooth無線接続で利用したときにその真価を発揮する。

BlueVOX-QFNは、競合他社のBluetoothヘッドセット ソリューションに比べ、より低消費電力で動作する為、小型・軽量バッテリの一回の充電で最大10時間の駆動が可能。デバイスの内蔵バッテリチャージャは、温度制御を含む高度なチャージング アルゴリズムを採用。さらに、本デバイスのバッテリ チャージャは、低コストのニッケル水素NiMH (Nickel Metal Hydride)バッテリもサポート。

ワイヤレス オーディオ ビジネス ユニット担当SVP、Anthony Murrayは、「品質を損なう事なく低コスト化を実現することが、当社の大きな目標です。例えば、低コストのBluetoothヘッドセットがeSCO (extended Synchronous Connection Oriented) のような最新のBluetooth機能をサポートし、優れた音質を実現することが重要です。当社は、【音質の維持】に止まらず、【レンジ(接続距離)の向上】、【より長時間のバッテリ駆動】、【大幅なコスト低減】の実現も同時に目標としました。BlueVOX-QFNは、Bluetoothヘッドセットをより広範囲のユーザー市場にアピールするための重要な一歩であると考えています」とコメント。

CSRは、この度、BlueVOX-QFNエグザンプル デザインの提供を発表し、「高品質」、「低コスト」なヘッドセットの開発をサポート。本エグサンプル デザインは、回路図、部品リスト(BOM)、Gerberファイルを含む。総部品コスト(eBOM)は合計6ドルで、シリコンのほかに「リチウム電池」、「PCB」、「マイクロフォン」、「スピーカ」、その他開発に必要なすべての電子部品のコストを含む。

CSRは、Bluetoothヘッドセットコストの低減により、OEMはより広範囲の市場開拓が可能だと考えている。また、BlueVOX-QFNは、低コスト設計のため、Bluetoothヘッドセットのリテール向けビジネスを推進・拡大が可能。携帯電話端末メーカは、BlueVOX-QFN搭載で、低コスト化を実現したヘッドセットを、携帯電話とのバンドルが可能になるため、双方のデバイスへのBluetoothの搭載率(Attach Rate)向上を更に促進する。


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<本件に関する問い合せ先>
      
シーエスアール株式会社
ジェネラル マネージャー:
富永 創樹
E-mail:prjp@csr.com

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