CSR、BlueCore5-MultimediaにAlango社のVCP音質向上機能を追加

CSRは、Algango社のボイス コミュニケーション パッケージ Voice Communication Pacakge (VCP)が、CSRのBlueCore5-Multimediaチップ上で提供可能になったことを発表。

CSRのBlueCore5-Multimediaのユーザーは、Voice Communication Package (VCP)が内蔵された業界最先端の統合プラットフォームを活用して、ノイズの多い環境でも優れた音声通信品質を実現する車載ハンズフリーキットや携帯電話の開発が可能。
BlueCore5-Multimediaは、CSRで最高レベルのパフォーマンスを実現するマルチメディア シリコンで、ヘッドセット アプリケーションに優れた音質を提供。BlueCore5-Multimediaの内臓ステレオ コーデックのS/N比は、同等製品の中で最高レベルの -95 dBを達成し、業界最高レベルの「低消費電力」と優れた「RF性能」を実現。CSRのシングル チップ BlueCore-Multimediaデバイスは、高性能DSP「Kalimba」を内蔵し、サードパーティー ソフトウェア エンハンスメント機能の統合をサポートし、音声とミュージックの両方のアプリケーションで優れた音質を実現。

CSR社、ワイヤレス オーディオ ストラテジック ビジネス ユニット担当SVP、Anthony Murrayは、「当社のBlueCore-Multimediaテクノロジーは、最終製品の設計に付加価値を提供すると同時に、パフォーマンスを強化するサードパーティー ソフトウェア エンハンスメント機能サポートできる、業界で唯一のシリコンです。高性能ワイヤレスヘッドセットとハンズフリー キットの市場は、比較的開発が遅れている分野です。当社は、これらのアプリケーションのオーディオ品質をさらに向上させると同時に、最終製品メーカーに優れた開発環境を提供することで、今後数年間で同マーケットの成長を牽引できると期待しています」とコメント。

Alango社のVCPは、シングル又は、デュアルのマイクロフォン入力をサポートし、動的ノイズの多い環境でも、優れたスピーチ明瞭度を提供。BlueCore5-Multimediaユーザーは、Alango社のVCP機能を統合し、「通過するクルマ等の動的(遷移的)ノイズの低減」、「反響のある環境でのエコー除去」、「環境ノイズレベルとスペクトラムに対応したスピーカー ボリュームとイコライゼーションの自動調節」などが可能。

Alango社CEO、Alexander Goldinは、「Bluetoothは世界中で一般消費者の期待を集めており、Bluetoothデバイス市場では熾烈な競争が続いています。消費者は、より優れたユーザー体験が提供可能なワイヤレス製品を求めており、【音質の向上】は、他社競合製品との有力な差別化要因です。当社は、ワイヤレステクノロジー分野のリーディングカンパニーであるCSRとのパートナーシップにより、当社顧客に対して、製品へ迅速に統合可能で、業界最高音質を実現するソフトウェア ソリューションとハードウェアのリファレンス デザインを提供できることを非常に喜ばしく思っています。エンドユーザーは、何処にいても、Bluetooth経由で高品質の音声通話ができるようになります」と述べた。

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