産業装置メーカーなどOEM向けにミラーリング機能を提供
ミラーカードは、コンピュータ内部に搭載され、二台のハードディスクにデータを二重に書き込み保持する(ミラーリングといいます)ためのコントローラです。万が一ハードディスクのうちの1台に故障を生じても、コンピュータの稼動を止めず、また、故障したハードディスクが交換されれば、自動的にミラーリングの状態に復帰する機能を有しております。製品としては、ホスト側とハードディスク側のインターフェイスがPATA (Parallel ATA)の製品(NRC-U100A)と、インターフェイスがSATA (Serial ATA)の製品(NRC-U100SA)の二機種を販売いたします。
これらの製品は、主にFAコンピュータ、半導体・液晶パネル等の製造装置、金融端末及び医療装置など故障による停止が許されない高度な可用性を要求される装置を製造する業種に販売され、各種の産業用装置の一部として稼動いたします。なお、本発表時点で、すでに、複数の産業装置メーカーへの採用が決まっております。本製品はOEM専用であり、一般への小売販売はいたしません。初年度(平成19年度)の販売予定は3億円を見込んでおります。
主な仕様は以下のとおりです。
・OS依存性のないハードウエアミラーリング方式
・ハードディスク交換後の自動バックグラウンドコピー対応(コピー中のホストアクセス可能)
・ハードディスクのホットスワップ対応(別途中継基板が必要)
・5V単一電源動作
・RoHS(欧州有害物質規制)対応
・ホスト/ドライブインターフェース
NRC-U100A型: Ultra ATA 100 (100MB/Sec)
NRC-U100SA型: Serial ATA 1.0 (1.5Gbps)
■製品ホームページ
リンク
■販売開始日
2007年1月上旬
■標準価格
オープン(OEM専用に付き、価格は個別見積になります。)
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