~エンド・ツー・エンドのIP接続で通話コストの削減と業務効率の向上を実現~
インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシステムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所:東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、10月19日より、シスコの企業向けIPコミュニケーションシステム(呼制御サーバ)である「Cisco CallManager」、及び中小オフィス向け統合型IPコミュニケーションシステムである「Cisco CallManager Express」とNTTコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:和才 博美、資本金:2,116億5千万円、住所:東京都千代田区内幸町1-1-6、以下「NTT Com」)の提供する企業向けIP電話サービス「.Phone IP Centrex」(注1)の接続を開始することを発表します。
今回、NTT Comの「.Phone IP Centrex」と「Cisco CallManager」をシームレスにIP接続するのが、Cisco IOSに統合されたセッション ボーダー コントローラ「Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway(以下「IPIPGW」)になります。IPIPGW機能を分散配置することにより、事業拠点ごとに「.Phone IP Centrex」を接続することが可能となります。
一方、「Cisco CallManager Express」では、Ciscoルータ(Cisco 2600/3700シリーズ、及びサービス統合型ルータのCisco ISR(Integrated ServicesRouter)2800/3800シリーズ)にIPテレフォニー機能を搭載しており、ルータインタフェースで専用装置を必要とせずに「.Phone IP Centrex」への接続が可能となります。
IPIPGWは、Cisco IOS機能の一つであるため、Ciscoルータが提供するルーティング機能やセキュリティ機能とオペレーションの統合を実現すると共に、専用機器ではないため投資コストを抑えることが可能です。
また本ソリューションの提供により、お客様はIP電話による通話コストの削減を実現すると同時に、シスコの提供する「Cisco IP Communicator(ソフトフォン)」や「Cisco Unity」などのIPコミュニケーションアプリケーションと連携し、業務の効率化を推進することが可能となります。
◆Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway
販売開始時期 : 2005年10月19日
価 格 : 1,319,000円 (本体+IOS+IPIPGWライセンス込)Cisco ISR 2811 (最大200セッション)の場合
製品詳細 :リンク
(注1)「.Phone IP Centrex」は、NTTコミュニケーションズが提供するIPセントレックス型の企業向けIP電話サービスです。「.Phone IP Centrex」サービスの概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
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【シスコシステムズ株式会社について】
シスコシステムズ株式会社は、米国Cisco Systems Inc.(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコシステムズは、より安全で快適なインタネットネットワーキング環境の提供と、企業・団体・組織の生産性向上をお手伝いするために、基盤となるネットワークにインテリジェンスを組み込みネットワークの可能性を解放する、IIN(Intelligent Information Networks)を提唱していきます。シスコシステムズ株式会社の会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
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