AT&T、資生堂にグローバルIP VPNネットワークを導入

AT&Tグローバル・サービス株式会社(以下AT&T GNS)は、株式会社 資生堂(以下 資生堂)にグローバルIP VPNネットワーク(エンハンスドVPNサービス:EVPNサービス)を導入し、今週初めより運用を開始したと発表しました。このグローバルIP VPNネットワークは米国の資生堂インターナショナル コーポレーション、フランス・パリの資生堂ヨーロッパと日本の3地域を結んでいます。

資生堂はグローバルに化粧品ブランドを構築し世界各地でビジネスを展開しており、受発注、販売、製造情報から宣伝物の管理までグローバルに情報を交換しています。これまで海外とはAT&TのMDNS(マネジド・データ・ネットワーク・サービス)で接続していましたが、増加するデータ量に対処し業務の効率化をさらに推進するため、AT&TのEVPNサービスを採用し、コストを最小限に抑えながら、最大23倍と回線容量を大幅に増強しました。

資生堂の手嶋 修 情報企画部次長は「MDNSを利用していて故障がほとんど無く極めて信頼性が高かった実績、グローバルなサポート体制、監視体制などがAT&Tに決定する要因だった。」と語っています。

AT&T GNS代表取締役の湊 方彦は「AT&Tのネットワークの信頼性と、グローバルでシームレスなサポート体制が、世界的なブランドの資生堂から評価された意義は大きい。」と語っています。

EVPNサービスは、AT&Tが運用する国際的な閉域IP ネットワークとMPLS技術*を活用して、グローバルなビジネス展開をされる企業の基幹ネットワークに、高品質でセキュアな通信環境を提供する国際IP VPNサービスです。世界60ヶ国以上のサービス拠点と先進的なネットワーク統合運用管理システム(iGEMS: integrated Global Enterprise Management System)で提供する運用管理サービスは、お客様のグローバル・ビジネスをバックアップします。

資生堂ではこのグローバル・ネットワークだけでなく、国内のIP VPNネットワーク及び出張先、海外、取引先からイントラネット/エクストラネットへ接続できるセキュアIPサービスもAT&Tから導入しています。

用語解説

* MPLS:Multi Protocol Label Switching

###

株式会社 資生堂
1872年(明治5年)創業。東証1部上場。本社は東京都中央区銀座。世界約70ヶ国で化粧品を販売し、グローバルなブランド戦略を展開する。化粧品に加え、トイレタリー、サロン、美容食品、医薬品などの商品とサービスの提供を行っている。製造・販売。代表取締役社長:前田 新造、従業員はグループで約24,700名。資本金645億円、連結売上高6,398億円(平成16年度)。詳細についてはリンクをご覧下さい。


AT&Tグローバル・サービス株式会社
1999年(平成11年)に設立、本社は東京都港区。企業ネットワークの設計から運用、構築、保守まで一括して提供するネットワーク・アウトソーシング・サービスを核としてビジネスを展開。また企業向け、個人向けにデータ・ネットワーク・サービス及びインターネット接続サービス等のネットワーク・コネクティビティ・サービスも展開。代表取締役社長:湊 方彦(みなと のりひこ)、従業員約370名、資本金10億円。
詳細についてはリンクをご覧ください。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]