欧州最大の鉄道会社が、大規模サーバをNovell SUSE LINUXに移行

サーバ統合によるコスト削減とIT関連業務の効率アップを実現

オープンプラットフォーム・コンピューティングにおけるリーダーシップの強化を進める米国ノベル社(以下 ノベル、米国マサチューセッツ州ウォルサム)は、ドイツの国営鉄道会社であるドイツ鉄道(Deutsche Bahn)が、Linuxを戦略的サーバプラットフォームとして採用したと発表しました。ドイツ鉄道に対してITサービスを提供しているDB Systems社は、現在300台以上のインテルベースのサーバにNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Serverを搭載し、この上で基幹的な業務アプリケーションを稼動しています。Lotus Notesなどのアプリケーションについても、Novell SUSE LINUX Enterprise Serverを搭載したIBMメインフレーム・プラットフォームへの移行を終えています。DB Systems社は、新システムの導入時期およびそれ以降において、大幅なコストの節約と特定ベンダへの依存回避効果、そして統合メリットを見込んでいます。

採用の決め手となったのは、Novell SUSE LINUX Enterprise Serverが、主要なハードウェアプラットフォームのすべてで動作すること、高度なサポート問題について、ドイツ語を話すノベルの技術スタッフと容易にやりとりできること、そしてソリューションに高度なシステム管理ツールが含まれていることでした。これらは管理やメンテナンスのための費用の削減に効果をもたらします。

DB Systems社はNovell SUSE LINUXに関するノベルのスキルを活用し、Linuxソリューションの有効性とコスト上のメリットを評価しました。これにより、DB Systems社は、ドイツ鉄道の基幹アプリケーションを移行・導入する3段階のプロジェクトを含む導入フレームワークを策定することができました。

第1段階では、55,000のLotus Notesユーザを、IBM eServer zSeries 990メインフレーム上で動作するNovell SUSE LINUX Enterprise Serverに移行するとともに、基幹的な列車時刻表構築システムをUNIXからNovell SUSE LINUXに移行しました。対象となるサーバの約半数は、成功裡に移行を終えています。現在進行中の第2段階では、SAPサービスのNovell SUSE LINUX Enterprise Serverへの移行などが実施されています。2005年末の完了が予定されている最終段階では、DB Systems社のWebサーバや、残されたデータベースサーバ、アプリケーションサーバなど、ネットワークインフラ系のサーバの移行が行われます。

◇ ノベルについて
Novell, Inc. (米国本社) は、43カ国、50,000社以上のお客様企業に対し、インフラストラクチャ関連のソフトウェアとサービスを提供する先進企業です。企業データセンターから部門レベル、デスクトップにわたるソリューションで20年以上の実績を持ち、世界中の6,000人の社員と5,000のパートナ、サポートセンターによって、Identity Driven Computing(アイデンティティを基盤とするコンピューティング環境)とLinuxソリューションへのお客様のニーズに応えています。商用ソフトウェアとオープンソースソフトウェア双方の分野においてエンタープライズクラスのソフトウェアとサポートを提供し、業務の柔軟性の向上と選択肢の拡大、TCOの削減を実現します。ノベル株式会社は、Novell, Inc.の日本法人です。詳細はこちらのサイトをご覧ください。(Novell, Inc. www.novell.com/ ノベル株式会社 www.novell.co.jp )


*Novell、は米国Novell, Inc.の登録商標です。*SUSEは米国Novell, Inc.傘下であるSUSE LINUX AG.の登録商標です。*その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
以 上

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