メディアエクスチェンジとキューデンインフォコム、 東京・福岡間のディザスタ・リカバリで営業協業を開始

メディアエクスチェンジ株式会社(以下MEX、 本社:東京都豊島区、代表取締役社長:吉村伸、資本金:16億4,150万円、東証マザーズ:証券コード3746)と九州電力株式会社の100%出資IT子会社の株式会社キューデンインフォコム(以下QIC、本社:福岡市中央区、代表取締役社長: 芦塚日出美、資本金:4億8,000万円)は、このたびインターネットデータセンター(iDC)を活用したDR(ディザスタ・リカバリ)ソリューションの分野で営業協業することといたしました。
MEXの持つ東京都内の好立地にある強固なiDCと、広帯域、冗長確保に優れたインターネットバックボーン、大規模地震発生確率が極めて低い福岡市内にQICが持つビル免震構造の西日本最大級のiDCと、手厚い運用サービスを組み合わせることにより、東京~福岡間を連携したトータルなDRソリューションを実現いたします。

インターネット上のシステムへの依存度が高まるにつれて、災害発生時のサービス停止は莫大な損失を生じますが、災害対策は実現したいサービスレベルや実装する形態によって大幅に異なります。このため、DRシステムを構築する上で、どの程度のサービスレベルを実現するかの判断は、それにかかるコストが重要な要因となります。コストは最小限に押さえかつ高度なサービスレベルを実現したいというお客様の声に応えるため、両社のiDCを接続しリソースを共用することにより、総合的なディザスタ・リカバリを低コストで実現する最適なソリューションを提供します。

今回の両iDCの協業により、災害発生に備えた企業の業務継続計画やDRサイト構築ニーズの高まりを背景に、オンライン証券やインターネット販売などe-ビジネスを展開しているお客さまをターゲットとして両者で営業展開を行います。東京~福岡間における遠隔地データバックアップメニューの拡大やMPLSテクノロジーを活用したバックアップ回線の提供などを順次行い、お客さまのDRサイトの構築やその運用を積極的にご支援していきます。MPLSにより構成される両社のネットワークを利用した回線構成の一例として、メイン回線を広域イーサネット回線、バックアップ回線をVPNにも用いられるMPLSで構成することにより、コストを抑えながらセキュアで信頼性の高いネットワーク構築を実現できます。

MEXインターネットデータセンターの特徴
MEXインターネットデータセンターは、耐震性及び保守性に優れたフリーアクセスフロア、床下空調システムおよびハロン消火設備等、サーバ運用に最適にデザインされた諸設備で構成されており、24時間365日安定した環境を提供いたします。さらに二重化による冗長構成を採用した無停電電源装置、複数のネットワーク接続構成といった余裕あるサブシステムを介して、最高の信頼性を実現しております。サービス面の充実度はもちろん、高度な技術力を兼ね備えたiDCとして、有名サイトを運営するコンテンツプロバイダなどから高い評価を得ています。2004年9月、東証マザーズへ上場。

QICインターネットデータセンターの特徴
QICは、九州電力の情報通信事業の戦略子会社として設立され、2003年1月より大規模地震発生確率の低い福岡市内に、ビル免震構造を持つなど災害対策に優れた新iDC(Q’siDC)を運用開始しました。Q’siDCの持つ①震度7程度の直下型地震にも継続運転が可能②高セキュリティで堅牢な建屋③24H365Dの有人運用監視体制④九州電力グループが提供する高品質・高付加価値サービス、という特色を活かして、災害時のDRサイト立ち上げやその運用監視をサポートいたします。

メディアエクスチェンジ会社概要
 ・商号 : メディアエクスチェンジ株式会社
(Media EXchange,Inc.略称:MEX )
 ・所在地 : 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 10F
 ・設立 : 1997年5月
 ・代表者:代表取締役社長:吉村 伸
 ・資本金:16億4,150万円
 ・主要株主:株式会社パワードコム、東京電力株式会社、
吉村 伸 他
 ・従業員:15 名(2004 年9月末現在)
 ・主な事業内容:電気通信事業法に基づく電気通信事業
  (IX アクセスセンターサービスインターネットサービス等)など

メディアエクスチェンジ代表者略歴
氏名:吉村 伸(よしむら しん)
 1959年愛知県生まれ、東京大学大学院修士課程卒業。東京大学助手(教養学部、情報ネットワークシステム運用センター)時代、学内ネットワークの構築、運用に従事し、Wide Projectに参画。ボードメンバーとし活躍する。1993年1月より株式会社インターネットイニシアティブに勤務、取締役技術統括部長、株式会社アイアイジェイメディアコミュニケーションズ取締役副社長を歴任。1996年6月同社退社、同8月株式会社ネットワークカタリストを設立し、代表取締役を務める。1997年5月メディアエクスチェンジ株式会社設立と同時に代表取締役社長に就任、現在に至る。

キューデンインフォコム会社概要
 ・商号 : 株式会社キューデンインフォコム
( Kyuden Infocom Company, Inc.略称:QIC )
 ・所在地 :福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号電気ビル本館4F
 ・設立 : 2000年9月
 ・代表者:代表取締役社長:芦塚 日出美
 ・資本金:4億8,000万円
 ・主要株主:九州電力株式会社
 ・従業員: 46名(2004 年8月末現在)
 ・主な事業内容:企画・コンサルティング事業、インターネットデータセンター事業、アプリケーション提供、コンテンツ配信サービス事業


【本リリースに関するお問い合わせ先】

メディアエクスチェンジ(株) 営業・カスタマーサービス部
Tel:03-4306-6543 Fax:03-4306-6529
E-Mail:info@mex.ad.jp

㈱キューデンインフォコム iDCソリューショングループ
Tel:092-771-8518 Fax:092-771-8515
E-Mail:info@qic.co.jp                                            
                              以上

用語解説

【DR(Disaster Recovery:ディザスタ・リカバリ)】
災害や天災からの復旧を表す。システムやネットワーク、データ等を災害から守るために、万が一の被災時に備えて予め対策を講じておく必要がある。被災した場合、その被害をいかに最小限に止めるか、またどれだけ短時間かつ効率的に復旧できるかが、大変重要となる。

【MPLS(Multi-Protocol Label Switching)】
ラベルスイッチング方式を用いたパケット転送技術。IPアドレスの代わりに「ラベル」と呼ばれる情報によりパケットを転送する。処理の高速化や高度な通信品質制御、ネットワーク構成に依存しないプライベートネットワーク(IP-VPN)の構築などが可能となる。

関連情報
http://www.mex.ad.jp/
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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