24Mbpsクラス高速PLCチップ「XPLC23」を、2006年第3四半期に販売開始

株式会社ゼルライン・ジャパン 2006年05月10日 10時00分

ゼルライン・ジャパンは、現行24MbpsPLCチップ「XPLC21」をさらにインテリジェント化し、必要な機能をワンチップ化にした新製品「XPLC23」を開発。2006年第3四半期に販売開始することを発表した。

韓国の高速電力線通信(PLC=Power Line Communication)用LSIメーカー、ゼルライン社の日本法人である株式会社ゼルライン・ジャパン(本社:東京)は、24Mbpsクラス高速PLCチップ「XPLC23」の販売を、2006年第3四半期に開始すると発表した。
電力線通信は、オフィスや家庭にある電源コンセントをネットワークコネクタとして使用するため、2006年に予定されている電波法の規制緩和による認可に向けて、構内ネットワーク(LAN)高速化の切り札として、各種ネットワーク製品への利用が期待されている。
国内ではまだ電波法により認可されていないPLCだが、アジア諸国では導入が先行しており、韓国ゼルライン社の開発したPLC用LSI、および高圧~低圧対応PLCシステム機器など最大通信速度24Mbpsの製品群は、韓国、中国、マレーシアなど各国に出荷されている。今回発表した「XPLC23」は、同社の実績ある24Mbps PLC Chip「XPLC21」をさらにインテリジェント化し、これまで外付けで必要だった周辺部品を内蔵しました。これにより、モジュール等で構成されていたPLC機能ブロックがXPLC23単一チップで実現可能となり、製品時のコスト面、実装面積において優れた効果を発揮します。また、ホームコントロールやインダストリーの制御用I/Oインターフェースを豊富に揃え、Ethernet以外の各種電力線通信に適応していただけます。適応アプリケーションとしては、監視カメラやテレビ電話型のドアホンなどのネットワーク製品、ホームゲートウェイ家電機器、VoIP/TV電話、工場/ビル管理などが考えられます。
販売代理店は株式会社PALTEK(本社:横浜)。

■販売予定価格:XPLC23 未定
◎株式会社ゼルライン・ジャパン
1995年に設立された韓国のファプレスLSIメーカーの日本法人として、日本市場におけるPLC普及活動を目的に2002年に設立された。

このプレスリリースの付帯情報

XPLC23製品資料

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